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自律神経過敏症と相反作用 gaku - 2023年10月27日(金) 07時57分40秒 No.1104
おはようございます、稲舛先生。
解説していただき、ありがとうございます。

>自律神経過敏症の患者さん、そんなに多くないのですが、心身のストレス、刺激によって日和見的に反応するので、治療でも刺激過多にならないように注意が必要です。

日和見的に反応するとなると、治療の際は常により注意しないといけないですね。
より注意深く様子見るようにしようと思います。


>①刺激によって、こちらが想像しているよりもはるかに大きな反応する場合は、ホルモン剤をたくさん使われた患者さんに出ることが多いようです。男性でも、女性でも、私が経験しているのは女性ホルモンを使い過ぎた場合に出ている患者さんを治療することがありましたが、なんともならない!?
冷房に反応すると急に冷えて、ちょっと熱いと冬でも裸になるような、治療の前に足湯をすると夜中に汗が止まらなくなってしまったり…男性では、前立腺癌の患者さんでこのような患者さんがいました。

先生のこの具体的な話を読んで、少し自律神経過敏症というものが理解できそうな気がしました。

交感神経異常興奮にも副交感神経異常興奮にも、ちょっとの刺激で傾きやすいというのは、更年期障害の症状に似ているなと思いました。


②刺激によって相反作用を起こして反対の神経の興奮となる場合は、大きな反応をする前に?反対側の神経の興奮となる患者さんで、交感神経⇔副交感神経 H6F4⇔H5F5が、始まります。
多いのは、交感神経の抑制の治療をたくさんやったために、副交感神経の興奮となって血圧が下がり、脳貧血を起こすパターンです。たまーに、10年に一人くらいH5F5で交感神経が興奮して血圧が上がった患者さんもいました。逆の井穴刺絡をすれば対応できます。

注意深く患者さんの様子を見ながら、相反作用に気を付けようと思います。相反作用に逆の井穴刺絡で対応できるのが井穴刺絡の素晴らしいところですね。

ちなみに先生の先日の症例(腰痛 長時間の飛行機 婦人科 下痢)で、腹痛に左F6をされて腹痛が改善し、下痢だから左F5をしたら腹痛が少し戻ったから、逆の井穴刺絡左F4をされたと書かれていました。

これを読んで、私は腹痛が戻ったのだから左F6をするのかと思っていたら、左F4だったので、なぜ?と思い考えました。そして、相反作用は高位中枢で考えて、対応していくものだと理解しました。

そこで質問なのですが、相反作用の井穴刺絡では、相反作用を引き起こした井穴に近い場所の井穴を使うのが基本なのでしょうか?先生の上記症例ですと、左F5で反応が出たのだから、同じ左のF4で対応したように。

ご教示いただけますと幸いです。
早期発見 寺下 稔 爺 - 2023年10月26日(木) 21時41分35秒 No.1103
腹診について
身体の不調が出る前に定期的に腹診断を行いせいけつしらくで
治療を行えば更に良い早期治療となるのではないでしょうか
左足首の痛み 階段を下りる 歩行 浮腫み ぎんなん治療院 - 2023年10月26日(木) 19時28分34秒 No.1102
60歳代、男性。数年前に、左足の甲に大きなガラスが落ちて腱を2と3を切っています。

 昨年から骨折で運動不足だったので、夏前から強めのスクワットをやっていましたら、足首に痛みが出て、浮腫み、足首の甲屈ができなくなっています。
 足首の動診では、底屈と甲屈で痛みがあります。
 踏み台で右足から降りることができません。
 スノコからでも右足が出るのが不安です。

 圧痛点は、足の親指に多数あることを考えると、親指以外の指に力が入らないため、親指の使い過ぎと考えられます。
 何軒かの外科、スポーツ専門の外科に行きましたが、原因不明?で治療法は無く、「これはぎんなん先生しかない」と、来院です。

 痛くなり始めに一度見てましたが、患者さんもそのうち治るだろうとスクワットを続けていたところ、歩くのも辛くなって、階段が一段ずつしか降りることができなくなったので、これはヤバい!
 足首の甲底屈では、原因が足の甲側(脾経、胃経、肝経など)にあるか?カカト側(腎経、膀胱経)にあるか?
 今日は、親指の肝経と脾経の治療にしました。
 肝経F2は変化無く、脾経F1でやや改善、親指の先(十宣)でさらに少し改善しています。

 踏み台からは、指先を出して、土踏まずくらいで踏んで(支えがあれば)右足を下すことができるようになりました。
 スノコからは、問題なく右足が前に出ています。
 歩く姿もまずまず痛みを感じない程度にはなって姿勢も良くなっています。
直前、まったりライブやりました ぎんなん治療院 - 2023年10月26日(木) 14時29分16秒 No.1101
講習会前に、まったりライブ配信しました。

 たくさんコメントいただきまして、ありがとうございます。

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自律神経過敏症 ぎんなん治療院 - 2023年10月26日(木) 09時43分06秒 No.1100
おはようございます。gakuさん

 自律神経過敏だとは全然考えていなかったので、そのような可能性もあるのですね。
 自律神経が過敏かもしれない判断目安は、中枢の交感神経や副交感神経の異常興奮の起こしやすさでしょうか?

 例えば、何かあるとすぐ眠れなくなるとか、何かあるとすぐ胃が痛くなるとかも自律神経過敏と言えますでしょうか?

 自律神経過敏症の患者さん、そんなに多くないのですが、心身のストレス、刺激によって日和見的に反応するので、治療でも刺激過多にならないように注意が必要です。
 gakuがこの患者さんに対応されるように、上手に様子見しながら治療すると良いと思います。

①刺激によって、こちらが想像しているよりもはるかに大きな反応する
②刺激によって相反作用を起こして反対の神経の興奮となる

 ①の場合は、ホルモン剤をたくさん使われた患者さんに出ることが多いようです。
 男性でも、女性でも、私が経験しているのは女性ホルモンを使い過ぎた場合に出ている患者さんを治療することがありましたが、なんともならない!?
 冷房に反応すると急に冷えて、ちょっと熱いと冬でも裸になるような、治療の前に足湯をすると夜中に汗が止まらなくなってしまったり…男性では、前立腺癌の患者さんでこのような患者さんがいました。

②は、大きな反応をする前に?反対側の神経の興奮となる患者さんで、交感神経⇔副交感神経 H6F4⇔H5F5が、始まります。
 多いのは、交感神経の抑制の治療をたくさんやったために、副交感神経の興奮となって血圧が下がり、脳貧血を起こすパターンです。
 たまーに、10年に一人くらいH5F5で交感神経が興奮して血圧が上がった患者さんもいました。
 逆の井穴刺絡をすれば対応できます。
発熱と蕁麻疹と神経の可塑性 gaku - 2023年10月26日(木) 09時00分23秒 No.1099
おはようございます、稲舛先生。
神経の可塑性についても、詳しく解説していただき、ありがとうございます。


可塑性、、、すぐにグーグル先生に聞きました(笑)

先生の動画で出ていた「痛みのハリ治療」を早速買って読んだのですが、その中にある「内臓痛あるいは深部痛は既に消失しているのに関連痛だけが残っている」や、稲舛先生がおっしゃっている「記憶した正中線上の痛みを百会で消す」というのが、神経に癖がついてしまったということなのかなと思いました。


>前提として、患者さんは自律神経が過敏に反応する体質なのかもしれません。

自律神経過敏だとは全然考えていなかったので、そのような可能性もあるのですね。自律神経が過敏かもしれない判断目安は、中枢の交感神経や副交感神経の異常興奮の起こしやすさでしょうか?

例えば、何かあるとすぐ眠れなくなるとか、何かあるとすぐ胃が痛くなるとかも自律神経過敏と言えますでしょうか?


>こんな神経の過敏に反応する癖が酷くならなければ良いが?と、願うばかりです。

もちろん、油脂やコロナワクチンなど、誘因の摂取を気を付けなければいけませんが、このような自律神経過敏も生活習慣の改善で良くしていけますでしょうか?


ちなみに、この患者さんのその後です。
この患者さんはめったに風邪をひかないから、もう何年も発熱したことが無かったのですが、今回コロナワクチン5回目で、初回はモデルナアームと言われる反応が出て、2回目から今回までは毎回発熱しています。サーモンで蕁麻疹が出たのが、4回目の接種前で、4回目(1年前)と今回5回目で蕁麻疹が出ています。その間は、蕁麻疹は出ていません。

今回、熱が下がった次の日の夜中にも足に蕁麻疹が出たとのことで、翌朝も少しかゆみがあったので、左H5の1か所だけを井穴刺絡したら、かゆみはおさまったとのことでした。その日の夜もH5F5の井穴刺絡の治療をしました。その翌日は、蕁麻疹の湿疹が左右の足に1つだけ出たとのことでした。

熱が下がった後も、以前のワクチン接種でもあった腋窩に腫れ痛みがあったとのことです。これを免疫反応と考えると、熱は下がっていても免疫反応は続いていたと考えると、蕁麻疹が稲舛先生のおっしゃる異物排除の反応で続いている可能性も高いのかなとも思いました。
まったりライブ ぎんなん治療院 - 2023年10月25日(水) 19時27分10秒 No.1098
8時から30分くらいです。

 ご質問いただければ、お答えいたします。
 質問は、なんでもOKです。
井穴刺絡実技強化講習会 直前まったりライブ ぎんなん治療院 - 2023年10月25日(水) 19時26分11秒 No.1097
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右腰の痛み 動いても痛みは感じない 腰トントン ぎんなん治療院 - 2023年10月25日(水) 15時05分11秒 No.1096
腰痛で来院された70歳代女性の患者さんです。

 痛みが続いて取れません、「こんな痛みはぎんなんに行かなきゃ」と、思い出されたようです。
 動診をしても痛みは感じられません。
 座位で、腰をトントン叩いてもらうと、左はお腹に響く鈍痛があります。
 腹診では、圧痛は無いのですが、左腹部の筋肉の緊張がとても強くカチカチです。
 腰痛で感じているのは、この痛みなのでこれを目安に治療することにしました。
 患者さんは、中学生の頃に腰痛で2週間入院したことがあります。

 腎臓の症状と考えて右F3井穴刺絡からやってみましたが、変化ありません。
 左F3井穴刺絡をすると、腹部の緊張は取れませんが、腰を叩いた痛みは解消しています。
 交感神経を抑制する左右F4と百会の刺絡をして終了しました。
右中耳炎 右耳の痛み ぎんなん治療院 - 2023年10月25日(水) 14時55分05秒 No.1095
70歳代、女性。膠原病で10種類以上の薬を飲んでいます。右耳の中耳炎で耳垂れが止まらない、鼓膜に穴が開いている?

 耳鼻科では、洗浄してそれ以上の治療は無く、薬もありません。
 膠原病でかかっている病院では「ステロイドを減らしてみましょう」と、打つ手はないような?

 ステロイドの副作用で背骨の圧迫骨折が5か所以上やっていますので、動診ができません。
 右耳の耳たぶを引っ張ると、鼓膜がひっ貼られたような痛みがあり、さらに、ゴワゴワした感じがあり不快な症状です。
 "耳たぶを引っ張る"を目安に治療することにしました。

 右H5井穴刺絡を150回刺絡したところで、耳たぶを引っ張ると痛み、ゴワゴワする不快な感じが半減しています。10→5に
 耳の症状なので、腎経F3井穴刺絡をしましたが変化ありません。

 右H5井穴刺絡で改善したのが副交感神経抑制か?と、左H5井穴刺絡をしましたが、それ以上の改善はありませんでした。
 もう一度、右H5井穴刺絡をすると「(健康な状態に)戻った」でした。

 H5三焦経が耳の痛みなど不快な治療をする(体性神経)ことがわかりました。

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