過去ログ

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症状を再現すること gaku - 2023年10月30日(月) 08時33分38秒 No.1114
おはようございます、稲舛先生。

講習会、お疲れ様でした。仕事から帰って、最後の30分くらいだけライブで配信を拝見しましたが、その30分だけでもとても勉強になることがいっぱいでした。

参加されている先生方も臨床での質問をされるし、稲舛先生も臨床的なお返事をされているので、すごく勉強になります。昨日の講習会を最初から見て、また学ばせていただきます。

先日、稲舛先生が投稿された症例「食欲不振 のどのつまり げっぷ」を読んで、よく稲舛先生が「出ていないお化けは退治できない」とおっしゃっているのですが、食事中ののどのつまりや食欲減退の再現のために、お弁当を買いに行ってもらってまでして、症状を再現するのだなと驚きました。

ここで学ばせていただいて、治療にいらしたときには症状が無い患者さんがいらっしゃるのですが、その時にどうやってその症状を再現したらいいのか悩むことがあります。よく話を聞いて、症状を再現することが、治療前後の確認のためには大事なんだと感じました。

とりとめのない感想ですみません。
膝の外側の痛み ぎんなん治療院 - 2023年10月29日(日) 22時01分19秒 No.1113
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悪いところは無い? 腹診をすると腎臓 ぎんなん治療院 - 2023年10月29日(日) 21時58分46秒 No.1112
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自律神経過敏症の治療 相反作用の対処法 gaku - 2023年10月28日(土) 07時00分49秒 No.1111
おはようございます、稲舛先生。
丁寧に、相反作用の治療の進め方を説明していただき、ありがとうございます。とても分かりやすくて、これからの治療に安心して臨めそうです。


>なんだか、随分、頭の中が井穴刺絡になってしまいましたね。こうやって掲示板に質問いただけると、とても助かります。最も重要なことは、最初に気づくことが多く、それをこのように文字にしていただけると、これを見ている皆さんにもとってもためになると思います。私も勉強にもなりますし、間違っていたら訂正を入れていただけると助かります。

自律神経、井穴、刺絡、、、がずっと頭の中でグルグルと回っています(笑)
どっぷりとやってみないと分からないこともあるので、どんどん井穴刺絡やってみてます。再現性があるから、あとから検証もしやすいし、何よりこうやって質問できる場があることがとても貴重で、有難いです。


> 相反作用を起こす患者さん、や、自律神経が敏感に反応する患者さんの対処法ですが、敏感なので強い刺激を与えることはよろしくない→優しい刺激で調整しなければならないと思います。手と足の刺激での反応は、手が6で足が4の効果と考えられます。高位中枢の治療でH6F4とH5F5では、F4やF5の方が優しい刺激なのです。

この質問をした後も、自分なりに考えていて、おなかの症状の相反作用の治療だったから手ではなく足だったのかなとかも考えたりしていたのですが、敏感な人への優しい刺激という考えからの足のF4の選択だったのですね。

これまでの私の知っている治療やしてきた治療では、優しい刺激は細い針を使うとか深く刺さないとかぐらいしか思いつかず、また効果が出るように”十分な刺激をしっかりやる”というように考えてきていたので、井穴刺絡の考え方は新鮮で新しい視点を持てます。


>さらに、出血の回数、5回カウントしたところで患者さんに「どんなですか?」と、体調の変化をたずねます。変化無ければ、また、5回カウントしてたずね、「あっ、ちょっと良いみたい」というところで止めます。だいたい症状の変化50%くらいで良いと思います。後は、様子を見て大丈夫だったらそのままに、足りなかったら、ちょっとだけ足します。

私が他の治療を知らないだけなのかもしれませんが、このように微調整できる治療は、井穴刺絡の大きな特徴であり、利点だと感じます。


>治療の効果は、進みだしたらある程度まではそのまま進みます。治療での刺激を止めたら、ピタッ!と、止まるわけではありません。

鍼灸の刺激は、ボールを行かせたい方向(体にとって良い方向)にちょっと押してあげる治療のように感じていました。押されたボールはその方向に転がって進むように、治療の後の体は健康な方向に自然と進んでいく、ように感じていたので、稲舛先生のこの言葉はとても納得がいきます。

ただ、”ボールを行かせたい方向に押す”ことがどうやったらできるのかが、難しいところなのですが、井穴刺絡は再現性が高いから実感しやすいと感じています。
副交感神経抑制は、止めることにしました ぎんなん治療院 - 2023年10月27日(金) 15時36分49秒 No.1110
先ほど、交感神経抑制の左F1F6、心臓左H3、H6F4井穴刺絡をして、再度確認すると

 胸のつっかえが出てない?
 でも、食事の途中で、これ以上食べようと言う気はあまりない。

 食膳の食欲はあり、途中で食べたくなくなる理由の一つが"胸のつっかえが出る"ので食べられなくなっていましたが、胸のつっかえが出なくなっているので、副交感神経抑制の治療はしないで、このまま様子を見ることにしました。

 途中で食欲がなくなるのと、胸のつっかえの原因が同一なのか?違うかもしれません。
 しかし、高血圧の原因となっているかもしれない腎臓の症状、これは交感神経の興奮=軽い腎炎?なので、こちらの治療を合わせてやるのも一つのやり方だと思います。
腎臓の治療 交感神経抑制の治療 ぎんなん治療院 - 2023年10月27日(金) 15時16分10秒 No.1109
腎臓の治療をすると、少し良い感じがしています。

 ただ、これが、食事の途中で出てくる症状とは直接関係は無さそうです。
 まずは、交感神経の抑制から、胃腸の治療に左F1F6、心臓の治療に左H3どれも変化はありません。
 その都度、お弁当をちょっとだけ食べてもらってますが、つっかえた感じが解消することはありません。
食欲不振 のどのつまり げっぷ ぎんなん治療院 - 2023年10月27日(金) 14時46分12秒 No.1108
50歳代男性。子どもの頃に喘息、現在花粉症・舌下の治療が2年前、8月末にジンマシンが出て塗り薬と服薬で改善、9月初旬から食欲はあるが、食べると半分で辛くなって食べられなくなる。

 動診では異常無し、腹診では左の腎臓に強い圧痛。
 下痢も便秘も無い、食欲もあるが食べると胸に詰まった感じが出て半分でつらい、不眠もあって何度も目が覚めると言う症状があります。

 副交感神経の胃潰瘍症状なのか?
 空腹時に少し食べると良い感じがする。
 腎臓の交感神経の興奮症状害に影響しているのか?
 深呼吸では胸に空気が入る感じ、胸のつっかえ=心臓の症状なのか?
 心身のストレスがあって高位中枢の症状なのか?
 単純に胃の症状か食道の症状なのか?

 選択肢が多く、また、交感神経と副交感神経の症状の混在した患者さんです。
 最も症状の強い、腎臓の交感神経異常興奮=左腹部の圧痛の治療からやりました。
 左F3井穴刺絡で圧痛解消、右F3もやりましたが、左腹部圧痛まったく無くなったので、お弁当を買いに行ってもらっています。
 食べてどうなるか?治療の目安です。
足湯たんぽの解説 両足用 ぎんなん治療院 - 2023年10月27日(金) 12時11分34秒 No.1107
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自律神経過敏症の治療 相反作用の対処法 ぎんなん治療院 - 2023年10月27日(金) 09時43分46秒 No.1106
gakuさん、こんにちは。

■相反作用の井穴刺絡では、相反作用を引き起こした井穴に近い場所の井穴を使うのが基本なのでしょうか?先生の上記症例ですと、左F5で反応が出たのだから、同じ左のF4で対応したように

 なんだか、随分、頭の中が井穴刺絡になってしまいましたね。
 こうやって掲示板に質問いただけると、とても助かります。
 最も重要なことは、最初に気づくことが多く、それをこのように文字にしていただけると、これを見ている皆さんにもとってもためになると思います。
 私も勉強にもなりますし、間違っていたら訂正を入れていただけると助かります。

 さて、このご質問のお答えですが…
 相反作用を起こす患者さん、や、自律神経が敏感に反応する患者さんの対処法ですが、敏感なので強い刺激を与えることはよろしくない→優しい刺激で調整しなければならないと思います。
 手と足の刺激での反応は、手が6で足が4の効果と考えられます。
 高位中枢の治療でH6F4とH5F5では、F4やF5の方が優しい刺激なのです。

 さらに、出血の回数、5回カウントしたところで患者さんに「どんなですか?」と、体調の変化をたずねます。
 変化無ければ、また、5回カウントしてたずね、「あっ、ちょっと良いみたい」というところで止めます。
 だいたい症状の変化50%くらいで良いと思います。
 後は、様子を見て大丈夫だったらそのままに、足りなかったら、ちょっとだけ足します。

 治療の効果は、進みだしたらある程度まではそのまま進みます。
 治療での刺激を止めたら、ピタッ!と、止まるわけではありません。
早期発見 ぎんなん治療院 - 2023年10月27日(金) 09時25分44秒 No.1105
寺下 稔 爺さん、こんにちは。

腹診について
身体の不調が出る前に定期的に腹診断を行いせいけつしらくで
治療を行えば更に良い早期治療となるのではないでしょうか

 のおたずねにお答えします。

 病気になる時の順番は、まず、身体の違和感から始まります。
 次に、「なんだか内臓の働きが悪くなったな?」と、機能的な変化へ
 さらに、内臓が壊れてしまって=発病、と、なり器質的な変化となります。

 なので、違和感で気が付いて治療と養生すれば、短時間に発病することなく健康に生活することができるのですが、なかなかこの時点で気が付く患者さんは少ないと思います。
 病院の検査では、よほど精密な検査で無い限り、器質的な変化まで行って壊れないと検査結果に異常は出てきません。
 機能的な変化では、ほとんど「大丈夫ですね」と言われることが多いと思います。

 では、どうやって違和感時点で見つけるか?、これは、お腹を押さえて痛みやお腹の硬さなどを調べる腹診をしなければわからないのです。
 患者さんの体を触る仕事、鍼灸師であればそれほど訓練しなくても数時間で習得できる技術なので講習会では腹診を若い先生方に指導しています。

 浅見鉄男先生も、検査結果に出たのでは早期発見にはならない、患者さんの話を聞いて、身体をさわってじゃなければ早期発見はできないと言われていました。
 この時点での治療は、患者さんにとっても、治療家にとってもお得です。 

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