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明日のライブセミナーは「痛みの鑑別診断」  ぎんなん治療院 - 2023年11月28日(火) 09時57分24秒 No.1245
鍼灸治療院では、毎日、痛みの治療を行っています。

 痛みは、身体から発せられる信号のなかでも頻繁にある、わかりやすい信号です。
 この痛みを正しく読み取って、治療して鎮痛する…となると、なかなか難しいかもしれません。
 原因が何かを痛みからだけを直球で治療するには、相当な診断力が必要です。
 さて、それほどの技術、洞察力を持った治療家がどれほどいるでしょうか?
「私はできる!」と言っている人ほど、怪しいかなー?
 あらいけない、私のヘソは、随分曲がっているようですね。

 一発勝負でこれだ!と決め打ちせずに、あれとこれとやってみて答えを出しては如何でしょう?
 この方法に不可欠なのは、患者さんとの会話=症状の変化を聞くことです。
 私は治療するより、治療してもらう方が好きなので、たくさんの治療家にかかっていますが、症状を的確に把握できている人がどれだけいただろう、と、考えてしまいます。
 さて、私もそうならないように、井穴刺絡をやっている先生方も一緒に、患者さんと対話できる治療家になりたいものです。

 井穴刺絡では、経絡上の痛みや内臓の痛み、動きで出る痛み、自律神経の異常興奮で起こる痛みなど、あれとこれを比較しながら(鑑別)診断、治療することができます。
 なので、患者さんに出ている痛みをアレかな?コレかな?と、ほとんどの場合が“二つのどちらか?”で探すことができます。

 明日は、いろんな場面で出てきている痛みに対して“コレ”と、探し出すやり方ではなく、“アレかなコレかな”の診断と治療の解説を行います。
 このやり方がわかってくると、“二の矢、三の矢”を手にすることができるようになります。
 治療してて困るのが、「手詰まりになること」ではないでしょうか?
 ここも治療の幅が広がっていいと思います。
視覚 ぎんなん治療院 - 2023年11月28日(火) 09時24分04秒 No.1244
視覚とは

 光の刺激を受けて生じる感覚。 網膜に光が当たると視細胞に興奮が起こり、視神経を通して大脳の視覚野に伝えられ、明暗・光の方向や物の色・動き・距離などを認知する。

 なので、眼鏡を作る仕事をしているわけではないので、視力検査表でどこまで見えるかだけやっても治療の目安にはならないかもしれません。
 でも、治療室に検査表が貼ってあれば、患者さんは「あっ、ここの先生、眼の治療もやるんだな」と想像してもらえると思います。
 ちなみに、ぎんなん治療院では、壁に一枚、もう一枚は天井に貼っています。

 視力検査表で左右の目の視力を計って?
 これも参考に、次は、治療室のものの見え方を確認します。
 
 視力表で左右差を確認して、同様に手元の文字の左右差も確認
 壁のカレンダーの格子模様の見え方
 文字のクッキリ
 部屋の明るさ
 部屋の空気の色
 蛍光灯のまぶしさ
 壁の時計で眼位のズレを確認
 まぶたを上げた感じ
 目の周りのうっとうしさ

 このような見え方を目安にして井穴刺絡、頭部刺絡、円皮針などの治療後毎にチェックします。
 上記の症状が、どの治療で改善したか?わかると、患者さんにも自分の視覚の問題を認識していただけると思います。

 目の違和感、視覚の問題、眼精疲労などの目の関係の異常は、頭痛や肩こり、胃痛、高血圧、めまいなどから、イライラ、うつっぽい、やる気が出ない、疲れやすい、などの精神状態にも影響します。
 目の治療がうまくいくと、これらの問題がパッと晴れて、今までにない爽快感、それに、ちょっと若返ったように見えることもあります。

 言い過ぎかもしれませんが“眼の治療は鍼灸師”です。
 
眼の症状 gaku - 2023年11月28日(火) 08時00分51秒 No.1243
おはようございます、稲舛先生。
お返事をありがとうございます。

眼は酷使されている感覚器でもあるので、多彩な症状が出るということ、納得しました。

加齢してくると、眼に限らず、色々な老化現象が起きてきますね(汗)

井穴刺絡だと即効性があるので、自分の症状だとすぐに効果判定もできるので、楽しく自分の身体で学べています。色々と、研究してみようと思います。

自分や患者さんに井穴刺絡をするようになって、症状は多彩に表現されますが、動画で学んだ基本的な考え方とやり方で対処するだけでも変化を起こせると感じています。あとは、実践あるのみ!で、試行錯誤していくということなのかと思って、井穴刺絡を続けています。

今回も、ありがとうございました。
井穴刺絡ライブ配信 ぎんなん治療院 - 2023年11月27日(月) 19時24分00秒 No.1242
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沖縄の人の足の冷たさ ぎんなん治療院 - 2023年11月27日(月) 14時13分26秒 No.1240
沖縄の人は暖かい所に住んでいるから、冷え症は無いだろうと思っていたのですが、以前、聞いた話では…
「一年の半分以上冷房が入っているので、おじいもおばあも、みんな足が冷えている」と教えていただきました。

今回、それを身に染みて感じることが!
講習会でモデルになっていただいた先生方、ほぼ、全員、足が冷たい!
いやはや、血が出ないのなんのって、沖縄こそ足湯たんぽを持って行って温めてやらなければ井穴刺絡の治療がうまくできません。

次回、行くときには、必ず足湯たんぽを持って行こうと思います。
福岡でも患者さん全員に足湯たんぽが必要な季節になってきました。
どうなんだろう、北海道の患者さんは、逆に足が温かかったりして?

沖縄のスーパーで買い物をした時のこと、あまりに冷房が効いているので、寒くて逃げ出してしまいました。
気温21度なのでそれほど冷房はいらないような気がしたのですが、太陽が出ると、光の強さは福岡の3倍くらいありそうで、熱い!

まだまだ、知らない事ばかりです。
勉強になりました。
眼の症状 ぎんなん治療院 - 2023年11月27日(月) 13時19分02秒 No.1239
gakuさん、こんにちは。

 感覚器のなかで、最も人間が頼りにしているのは眼ではないかと思います。
 それだけに、眼の症状はいろんなものがあると思います。
 もう、説明の必要ないくらいにご自身で感じていらっしゃると思いますが、だれでもわかる眼の状態、これが、加齢して老眼となるとまたまた症状が出てきて、白内障になるとまた違う感覚となって…

 歳を取る、加齢するとだいたい老化現象が起こってきてよろしくないことになるのですが、鍼灸師の仕事は、自分の体験が伴うと、患者さんの症状が良くわかるようになります。
 良い治療家になる条件は、病人、病気やケガをすること?それに、加齢することかもしれません。
 他人事ではありませんので!?寝ずに研究するでしょう。
沖縄 また、行きますからね ぎんなん治療院 - 2023年11月27日(月) 13時14分05秒 No.1238
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目の症状 gaku - 2023年11月27日(月) 08時49分32秒 No.1237
おはようございます、稲舛先生。
沖縄の講習会、お疲れ様です。実技の項目を見ただけで、とても興味をそそるモデルさんばかりのように思いました。

またご教示いただきたいです。

先日「眼瞼下垂 顔面神経麻痺 投稿者: ぎんなん治療院 投稿日: 2023年11月22日(水) 11時47分36秒」で稲舛先生が

「目が重たくなるんですよね、まぶたが落ちてくるのではない感覚ですよね?」と問われているのを見て、この二つの感覚は違うものと考えられているのだと思いました。私は、この二つの症状は同じように感じていましたし、ともに副交感神経の異常興奮なのかと思ったのです。

この2つの症状を捉える時の考え方を教えていただけないでしょうか?

ちなみに、数日前から、私自身が目がショボショボしていました。プールの授業の後の塩素で刺激されたようなショボショボです。朝起きた時からあり、1日中ずっとありました。当初は寝不足のせいかとも考えましたが、同じころから、体を前に傾ける(顔を洗うなど)とクラ~と揺れるようなめまいがしていたので、副交感神経の異常興奮だと思い、H5F5の井穴刺絡をここ数日、毎日しています。

H5を片方した時点で、同側の目のショボショボが軽減しましたので、副交感神経の異常興奮だったんだなと思いました。数日続けていて、今は目のショボショボも前傾してのめまいも無くなりました。

人さまの症例に横から質問することにためらいがあったのですが、目の症状の表現には色々あり、ちょうど自身が体験したこともあったので、今回、改めて質問させていただきました。

沖縄の講習会でお疲れのことと思いますが、よろしくお願いいたします。
沖縄鍼灸師会での講習 ぎんなん治療院 - 2023年11月26日(日) 21時28分15秒 No.1236
今日は、沖縄鍼灸師会の井穴刺絡講習会でお話と実技をさせていただきました。
お話は30分、後の5時間は、ご参加いただいた先生方をモデルに治療の実技をさせていただきました。

①左のお尻から大転子あたりの痛み、左足で階段を上るときに痛みが出ます。
②頭痛の治療、眼精疲労からの頭痛と右の肩こり、婦人科の症状の治療です。
③肝臓の炎症→酒
④腎臓・尿管の石と思われる痛みの治療
⑤喘息の治療
⑥肩こりの治療
⑦脳卒中後遺症

などなど行って、残り30分で質疑応答をしました。
モデルさんが良かったからかとても良い講習会をすることができました。
浅見鉄男先生の言われる「確信から伝える」を実践することができたと思っています。が、どうだろう?
右背中の痛み ぎんなん治療院 - 2023年11月26日(日) 11時22分22秒 No.1235
エビゴンさん、こんにちは。

①右手を左肩へ前から持って行く動きが痛いです。後ろにも回しにくいです。
●この動きで伸展側の問題であれば、H4H5H6の問題がありそうですね。
 後ろに回す動きの伸展側を考えれば、H1とH6ですので、両方に関係しているのはH6となります。
 一つ、一つ、井穴刺絡しながら、肩の痛みと動きの変化を調べてください。
 同時に、背中の痛みも確認してください。

②左ひざ周辺も痛く、あぐらをかくポーズは左ひざが痛くてできません。
●あぐら=開脚の股関節の動きですので、股関節の内側の筋肉や腱に痛みがあるのかもしれませんね。
 圧痛点にパイオネックスを貼ってみる。
 井穴刺絡はF236をやってみてください→治療後の動診
 うつ伏せに寝て、テニスボールを股関節にあてて、激痛の筋肉や腱がないか調べてください。
 あれば、じーーーっとテニスボールをあてて痛みが軽くなるまで待ってください。

③パイオネックスは、右背中の痛みがでる周辺の圧痛点に貼りました。
再度圧痛点を探したところ、右肩甲骨の上部に激痛箇所を見つけたのでパイオネックスを貼って様子をみております。
●極力、一個貼る
 効いたパイオネックスの横に無駄なパイオネックスを貼ると、効果が無くなります=相殺現象

④産後からの体調不良は会陰切開も疑っています。
パイオネックスゼロを貼りましたが場所的にすぐはがれてしまい、変化をみるまで至っていません。
ハペパッチの方が最適なのでしょうか。かぶれない程度に粘着力がほしいです。
●うーん、これは、セイリンの会社の問題かもしれませんが、場所が場所だけに、アルコールで拭くのは難しいですよね。

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