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気温と自律神経 ぎんなん治療院 - 2023年12月25日(月) 09時30分19秒 No.1335
gakuさん、おはようございます、今日も寒いですね。

 さて、現代社会では、自律神経の働きを異常に?楽に?逃れる術?室内環境?衣服?もー、いろいろと関係してくるので、素直にならないかもしれませんね。
 これが日本人が自然環境と同調している江戸時代くらいに生活していると考えると理解しやすいかもしれませんね。

 剥けるような感じがよくわからないのですが、やはり乾燥なんでしょうかね?
 朝、起きにくい、身体が動かしにくいのは、江戸時代だったらたたき起こされたかもしれませんし、どんなに寒かろうが起きなければならなかったかもしれませんね。

 寒いと言えば、動けと言われたかもしれません。
 私が小学生の頃は、(暖房はありませんでしたので)教室で“おしくらまんじゅう”をやっていたものです。
 寒いと言った生徒がいたら、教室の窓を全部開けさせた先生もいて「どうだ、教室は暖かいだろう」と。

 これを考えても、冬は健康的にガンガン交感神経を働かせて身体を温める!
 うーん、となると、やっぱり冬は交感神経の働きが強くなるのでしょうね。

 温度を考えると、温度差アレルギーがあるように、急に寒くなったり、暖かくなったりは副交感神経を働かせる誘因となることは考えられますね。
 「体が季節の変化に慣れてない」と、季節の変わり目に言われるように、熱い寒いなどお天気によって交感神経が働きを強めたり、副交感神経が働きを強めたりしますが、いずれにせよ気圧が安定すると自律神経の異常興奮もおさまってきます。

 これから温暖化がひどくなってくると、自律神経の異常興奮の頻度が多くなることは考えられますね。
 台風もたまに来るのが巨大台風になったり、まったく雨が降らない時期や、大雪になったり、気温も最低気温と最高気温の差が激しくなったり…
 温暖化は、徐々に温度が上がることかと思えば、それだけでなく“差が大きくなる”こと、これは健康維持には重大かもしれません。
気温と自律神経 gaku - 2023年12月24日(日) 10時24分15秒 No.1334
こんにちは、稲舛先生。
また質問させてください。

寒さが副交感神経の異常興奮を起こす”誘因”になりますでしょうか?


50代女性の患者さんで、冬になると行動が1.5倍くらい自然と遅くなってくるから、それを見越して行動するという方がいます。またその人は、冬になると耳や頭の皮膚や鼻の中の皮膚が、かゆみはあまりないのだけど、剥けるような感じになるとのこと。

井穴刺絡を知る前は、冬は空気が乾燥するから皮膚症状も出るのだろうと思っていましたし、気温が下がると体が動きにくくなるから、行動も遅くなることもあるだろうし、朝起きづらくなるのもしょうがないのかなくらいに思っていました。

でも井穴刺絡学を学んで、自律神経で考えると、これらは副交感神経が異常興奮ですべて説明がつくのではないかと思ったのです。そして、気圧の関係で、冬は交感神経を優位にし、夏は副交感神経を優位にしやすいと知ったときに、私のイメージと違って少し驚きました。

寒さで、朝起きにくい、体を動かしにくいなどから、冬の方が副交感神経が優位になりやすく、夏は暑くて行動的になるから交感神経が優位になるのかと、思っていました。

寒さが副交感神経を異常興奮させると考えられる場合は、寒さが心身のストレスとなって、交感神経も副交感神経も異常興奮させることがあるが、この人の場合は、副交感神経を異常興奮させたと考えるとよいでしょうか?つまり、寒さは副交感神経異常興奮の直接の誘因にはならないが、心身のストレスになると考えた方がいいでしょうか?

ちなみにこの患者さんは腹診でよく腎臓の部分に圧痛があり、家でもH3や優先にお灸をしてもらっています。


本格的に寒くなってきて、体の不調を寒さのせいではないかと言う患者さんも増えてきたので、質問させていただきました。ご教示いただけますと幸いです。
鍼灸の挑戦―自然治癒力を生かす ぎんなん治療院 - 2023年12月21日(木) 10時03分10秒 No.1333
村坂先生の投稿より

鍼灸の挑戦―自然治癒力を生かす (岩波新書) 、松田博公著
コラム「ツボに聴く」7、
【井穴】全部の病気が一緒に治る

 手足のつめの生え際の押すと痛い所。そこに「井穴」と総称されるツボがある。古代以来、中国で生命エネルギーがわき出る泉として特別な扱いを受けてきた。横浜市の浅見医院の医師、九〇歳の浅見鉄男さんが注射針で刺し、少量の血を出す刺絡という手法で、難症を治療しているのはこのツボだ。

 「1人の患者さんがリウマチでアトピー性皮層炎で喘息で胃潰瘍で冷え症で低血圧。なぜこんなにたくさん病気を持ってるか分かるかい。これは全部、生体をつかさどる自律神経のうち、副交感神経が異常に緊張したためなんだ。この人が病院に行くと大変だよ」

 皮膚科、消化器科、呼吸器科、循環器科などをはしごし、そのたびに違う薬をもらう。副作用の相乗効果が心配だし、時間も医療費もかかる。
 「でも、手足の薬指の井穴に注射針を刺し、二、三十滴、血を採るだけで、副交感神経が落ち着き、全部の病気が一緒に治る。たくさんの薬は必要ない。これを言っても、医者は全然信用しないね」

 一九七〇年、自分の肩こりを治そうと、たまたま読んだ中国の本から、井穴の重要さに開眼した浅見さん。以来、井穴刺絡の臨床と研究に没頭。三十数年後の現在、鍼灸医学の経絡理論を踏まえながら、病気を交感神経と副交感神経のバランスの乱れから現代医学的に理解し治療する井穴刺絡学を体系化した。

 「一〇年前に研究会を始めたが、そのときは参加者はたった五人。増えてきたのは、五、六年前からだ」。相手かまわず大声で開けっ広げな浅見さん。「この治療では、すぐ治って患者が来なくなる。医者も薬屋ももうからん。医者からは理解されないが、世界の人類のためとなると違ってくるよ」

 浅見医院には、毎日のようにいろんな病院を経てきた患者さんが訪れる。「昨日治療したリウマチの女性が今日も来たが、十数年来の眠れない状態が、昨夜は久しぶりに二時間眠れたと言っていたな」。乳がん手術の後遺症で悩む女性は、刺絡したら即座にすーっと胸のつかえが取れたという。

 末端の刺絡の刺激は、脳の中枢に伝わって自律神経を整え、臓器や組織の病変を治癒させるというのが浅見理論だ。なぜ井穴が効くのか、なぜ交感・副交感の両神経への働き方が複数ある手足の井穴それぞれで違うのか、尋ねてみたが、「分からんよ。それが分かれば、ノーベル賞ものだよ」。

 浅見さんはますます元気。福岡市では浅見さんを師と仰ぐ鍼灸師、医師が二〇〇三年六月、「井穴刺絡学会」を立ち上げ、福岡井穴刺絡研究会も生まれた。


ぎんなん治療院
トップコントリビューター

村坂先生、ありがとうございます。
ずいぶん前のことですが、著者から電話を頂いたか、来院されたか、忘れましたが、話をしたことがあります。
福岡で「井穴刺絡学会」の大会を開催したのが20年前になるんですね。

福岡の中心地の会場で、400人の入場者、一般の方、鍼灸師、医師、4000円の入場料を頂いての開催でした。
浅見先生に治療しもらおうと、遠くから参加された患者さんもいて、常にカバンの中に準備されていた治療道具で井穴刺絡をされていました。

あっという間の20年、私のこれからの20年、どれだけ井穴刺絡を世界に普及されることができるか!?
皆さんのご協力、ご支援なければ達成できないのです。
どうぞ、これからも宜しくお願いいたします。
潰瘍性大腸炎 みやを - 2023年12月20日(水) 20時52分29秒 No.1332
稲舛先生、ご返信有難うございます。

>便に血が付いているのは潰瘍がまだあって出血しているでしょうからH5F5に左F1F6でまず、数日やってみて、患者さんの様子を見て判断することになりそうですね。

やはりそうですね。症状の緩和を第一に考えてやってみます。

>この場合の便秘が、交感神経↑の“弛緩性便秘”なのか、副交感神経↑“痙攣性の便秘”なのか?ですね。

はい、反応を確かめながら対応しようと思います。

今回も詳しくお教えいただき有難うございました。
潰瘍性大腸炎 ぎんなん治療院 - 2023年12月20日(水) 16時24分01秒 No.1331
みやをさん、こんにちは。
 便に血が付いているのは潰瘍がまだあって出血しているでしょうからH5F5に左F1F6でまず、数日やってみて、患者さんの様子を見て判断することになりそうですね。

 潰瘍性大腸炎の治療が基本ですから。
 ただ、この場合の便秘が、交感神経↑の“弛緩性便秘”なのか、副交感神経↑“痙攣性の便秘”なのか?ですね。
 大腸の痙攣(攣縮)して、動けない状態にあるのかもしれませんね。
 これでしたらH5F5で良いかもしれません。
潰瘍性大腸炎 みやを - 2023年12月20日(水) 13時27分46秒 No.1330
稲舛先生、ご返信有難うございます。

便の状態を聞いたのですが、何とか1日1回朝に便通は有るのですが血液が付いています。薬を使っているので量も多いのですが、使わないと少なく残便感があります。便の水分量を増やすマグミットという薬を飲まないと固くて肛門を通らない感じだそうです。それに加えて3日に1回ピコスルファートという薬を飲んでいます。

こういう場合ですと、出血が有るのでF1F6とH5F5の方が良いのか、便が固いからF4の方が良いのか迷ってしまいました。

住所をメールさせていただきます。有難うございます。
潰瘍性大腸炎 ぎんなん治療院 - 2023年12月20日(水) 11時48分43秒 No.1329
みやをさん、こんにちは。

今は腹痛は無いのですが、出そうで出ない便秘と不眠で困っています。それと、体重が35キロと少ないせいか、歩いている時にふわふわと浮遊感がするそうで、これも困っています。

●便秘の患者さんの半分以上は、その“その出そうで出ない”を感じています。
 なぜなのか?→出す便ができていない
 潰瘍性大腸炎の場合は特に、便は無いのに大腸は蠕動運動をして出す動きをしています。
 なので、便がありそうな感じはするのですが、出ない、いや、便が無いのですから、出ないのは当たり前です。

 どうすれば良いのか?
 便ができる、便を作るように治療や食事を改善させます。
 治療ではH5F5井穴刺絡をして副交感神経を抑制し、動き過ぎている大腸の治療をします。

 食事では、大腸を刺激するような香辛料などを止め、冷たい飲食を止めます。
 なぜ菊芋が良いのか?…菊芋のイヌリンという成分が大腸の善玉菌の良い餌となることがわかっています。
 イヌリンは、サツマイモや里芋(菊芋が最も多い)にも多く含まれています。

 便の三分の一は最近の死骸、便の三分の一は腸の新陳代謝で剥がれ落ちた細胞、便の三分の一は食べ物のかす、ちょっと、おおざっぱですが、このようになっています。
 また、菊芋には、水分調整をする性質があり、水っぽい便を固める性質があります。

そこで質問なのですが、
① 稲舛先生のところで販売しておられる菊芋いぬりんを使ってみたらどうかと思うのですが、病院からリアルダという潰瘍性大腸炎の治療薬を処方されており、一緒に使って良いものかと本人が気にしているのですが、いかがでしょうか。

 菊芋いぬりんは、芋ですので、サツマイモや里芋を食べるのと同じようなものですので、このような芋を食べて問題があれば?ですが。 
 菊芋でも、初めて食べるものにどのように反応するかわからないので、まずは、1粒を一週間から始めます。

●先日ココに書いた潰瘍性大腸炎の患者さん、現在、一日9粒です。
 菊芋いぬりんの製品は150g入っているので、2か月くらいはこれがもつかもしれません。

②井穴刺絡をする時潰瘍性大腸炎ならH5F5となるかと思いますが、便秘や不眠だとH6F4になるかと思っています。本人に会っていないので腹診はまだしていませんが、昨日の先生の投稿の通りF6F1をやってからH6F4でよろしいでしょうか

●お腹の状態をたずねてください。
 まだ、便が固まらない、出る時は水様便、便の量が少ない(便秘だと思っている)などでしたら、H5F5井穴刺絡だと思います。
 まったく潰瘍性大腸炎の症状が無ければ、左F1F6H6F4ですが、H6F4だと相反作用で副交感神経が働きを強めるかもしれませんので、足F4だけで良いかもしれませんね。
 菊芋は、まず、毎食1粒から始めてください。

 お試しされるのでしたら、ご住所などメールください。差し上げます。
 scinamasu@ybb.ne.jp
潰瘍性大腸炎の便秘と不眠 みやを - 2023年12月20日(水) 09時43分57秒 No.1328
稲舛先生、お早うございます。いつもお世話になっております。

私の友人なんですが、59歳の女性で30年近く潰瘍性大腸炎の増悪、緩解を繰り返している人が居ます。

その人が今年の中頃ストレスから体調を崩し、食べ物飲み物を受け付けなくなってしまいました。病院でも原因が分からず体重も減り困っていたのですが、入院治療して食事が摂れる様になり退院出来ました。

今は腹痛は無いのですが、出そうで出ない便秘と不眠で困っています。それと、体重が35キロと少ないせいか、歩いている時にふわふわと浮遊感がするそうで、これも困っています。

そこで質問なのですが、
① 稲舛先生のところで販売しておられる菊芋いぬりんを使ってみたらどうかと思うのですが、病院からリアルダという潰瘍性大腸炎の治療薬を処方されており、一緒に使って良いものかと本人が気にしているのですが、いかがでしょうか。
②井穴刺絡をする時潰瘍性大腸炎ならH5F5となるかと思いますが、便秘や不眠だとH6F4になるかと思っています。本人に会っていないので腹診はまだしていませんが、昨日の先生の投稿の通りF6F1をやってからH6F4でよろしいでしょうか

アドバイス頂けると有難いです。宜しくお願い致します。
今夜は、井穴刺絡ライブセミナー 冬の病気 ぎんなん治療院 - 2023年12月20日(水) 09時19分12秒 No.1327
おはようございます。いやはや、寒いですね。
今年最後のライブセミナーです。

 今朝の番組では、どこも寒さと雪のお話です。
 日本列島、今日から明日、明後日まで…いや、春まで冬です。
 寒さと雪に最も弱いのが九州で、明日からは“雪が降りそうだ”となったら高速道路は通行止めです。

 さて、西高東低、冬型の気圧配置となっている今夜、テーマは『冬の病気と自律神経』です。
 どうぞ、ご視聴ください。

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潰瘍性大腸炎 退院後の治療の間違ってるところ ぎんなん治療院 - 2023年12月20日(水) 09時06分59秒 No.1326
書き込みに間違いがありましたので、お詫びして訂正いたします。

ミゾオチの症状も、左下腹部の症状も警戒しています。
確認後、右Hと左右F4井穴刺絡をすると、お腹もスッキリとなりました。

警戒は、軽快に
右Hは、右H6に

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