帯状疱疹の原因もジンマシン同様に副交感神経の異常興奮です。

　興奮した副交感神経を抑制するために、手足の薬指Ｈ５Ｆ５をせいけつ刺絡します。
　帯状疱疹の場合は、一日に何度でも、症状がおさまるのを確認して治療します。

　一度Ｈ５Ｆ５せいけつ刺絡やったら、前後のヒリヒリ感などを確認して、また、一時間後にＨ５Ｆ５せいけつ刺絡をする、確認して、改善していたら終了、まだ、ヒリヒリなどの症状がおさまらなかったらまたやります。

マルコさん、おはようございます。

　ジンマシン、辛いですよね、私も出てなかなかひかないことがあって苦労しました。
　Ｈ５Ｆ５井穴刺絡ですが、せいけつ刺絡をやったからと言ってすぐにおさまるものではありません。
　まず、ジンマシンが出る原因の副交感神経をなんで興奮させたか？その誘因となっているものは何か？

　誘因を突き止めて、それを止める、排除しなければ、いつまでもジンマシンは出続けます。
　ジンマシンは黄色信号だと思ってください。
　何からジンマシンが始まったか？
　何をやったらジンマシンが酷くなるか？
　ジンマシンが軽くなっている時はどんな時か？

　ジンマシンなどアレルギー症状は正常な体の反応です。
　病気ではありませんので、その条件がそろっているので出ている、体が教えてくれているのです。

　食べ物が誘因となってジンマシンが出ることは多いのですが、それ以外にも運動不足、長風呂、太陽光線が少ない、洗剤や柔軟剤、香りなども誘因となります。
　とても日常的な事ばかりなので、まさか、これが！？となるのはしょっちゅうです。

　また、Ｈ５Ｆ５の全部を刺激するのではなく、どれか一つでもやったらジンマシンが軽くなるのであれば、そうしてください。

慢性じんましんの治療はH5F5で可能でしょうか？
更年期でもあり難しいでしょうか？
また帯状疱疹は副交感神経異常亢進でできるのでしょうか？

ヨーロッパに旅行された７０才代女性、なかなかの強行軍で福岡から到着した日にゴルフの練習、翌日ハーフをまわって、午後から山歩き、翌日も山に登って…これを一週間やってクタクタで帰ってきたら、「左肩が痛い」となっています。

　食事の違いを考えると、副交感神経が興奮するものがたくさん、特にデザートが乳製品と甘い物だった。
　左肩の動診後、副交感神経抑制の足の薬指Ｆ５せいけつ刺絡をすると前後の拳上は改善していますが、肩を開く動きで痛みが出ます。

●腕や肩の症状の原因が副交感神経と思われるときは、足Ｆ５井穴刺絡を使います。

　肩を開く動きのメインが心包経なのでＨ２せいけつ刺絡をすると痛みは半減していますが、まだ痛みがあります。
　陰経側の肺経上、心包経上、心経上の圧痛を探すと、肘に一か所→パイオネックスを貼りましたが、うーん、それほどは。
　手首を見ると、そーです、骨折の痕があります、手首、拇指球、合谷に強い圧痛があり、パイオネックスを貼るとほとんど痛みは解消しました。

　旅行でキャリーバッグを引っ張ったので痛みが出たようです。
　このような患者さん、以前にも何人か治療したので…私は旅行ではキャリーバックを使わないようにしています。
　他の治療をしている間、手のひらを上に向けていると肩がだるいと患者さん、キャリーバックを持った時の姿勢だったのかな？

１１月のせいけつ刺絡実技講習会
私が口頭で１１月の予定を横浜は１１月４日とお話していたことがありましたが
横浜は１１月３日日曜日　　です。
いろんな都合が３日でまとまりましたので、訂正してお知らせします。
会場は、いつもの阪東橋ですが、せいけつ刺絡の出血練習会が前日の夜にできないので、３日の講習会のなかで行いたいと思います。
当日スケジュールなど、近くなりましたらお知らせします。

8月28日(水)20:00

対象: 鍼灸師・鍼灸学校学生

入室は、井穴刺絡学会ウェブサイト、イベントページの一番下の『Zoomミーティング』ボタンから

https://www.seiketsushiraku.com/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88

途中参加、途中退出自由です。
初めての方、大歓迎です。

今年も後半になってきました。

　大阪、横浜とやってきて、次は、北海道で開催いたします。
　冬が苦手なので何とか雪が降る前に講習会をお願いしようと考えています。

■９月８日がモデルを使っての実技講習会の今年最後となります。
　１０月は、谷口先生が主催されている練習会に参加させていただこうと考えています。
　
★話題になっているせいけつ刺絡のワード「瞬時に自律神経にアプローチ出来る!」この治療法をもっと、もっと、世界に広めるため、がんばります。

誘因の重なりもあったと思うのですが、小麦が引き金を引いたようです。

　いくつも打ち合わせをしなければならないのに、頭がまったくまわらない！やる気も出ない！力もぬけたような!?
　副交感神経の異常興奮症状です。

　さらに、小麦が反応した時(小麦が誘因となって副交感神経の異常興奮症状)よくある、胃が張ってつっかえたようになった食欲減退も出て夕食が食べられません。
　この状態、副交感神経を抑制するせいけつ刺絡薬指Ｈ５Ｆ５をやってもなかなか改善しません。
　誘因がお腹の中に入っているので、これが口か肛門から出るまで続くことが多いのです。

　懇親会でもＭ先生が「小麦を食べるとダメよね」と言われていたそのままです。
　この状態で、勉強はできない、試験だったら落ちる可能性がとても高くなります。

　翌日は戻りましたが、小麦が副交感神経を興奮させて思考力を低下させることを知らない人（受験生や営業マンなど）さらに親、治療家…「ダメだなー、頭が回らない、覚えられない、良い案が浮かばない」は、小麦かもしれません。

横浜から帰ってきました。楽しいせいけつ刺絡の講習会、ご参加いただいた皆さんありがとうございました。

　さて、浅見鉄男先生が井穴刺絡は世界に広げなければ!との思いを語られて５０年まだまだ、普及途中にあります。
　どのくらいを目標にやって行けばと考えると、１億人の日本で毎日１万人くらいの人がなんらかせいけつ刺絡をやっている、世界では、１０億人くらいの治療家や患者さんがせいけつ刺絡を取り入れたことをやっている…これくらいが浅見鉄男先生が願われていたところではないかと思います。

　せいけつ刺絡の治療を生理学を基に極力科学的な手法を取り入れて体系づけられたところにも、世界を視野に入れ、浅見鉄男個人のものではない、誰でもがやれる、その恩恵を得ることができるものとして、あえて名前を前面には出されずに“井穴刺絡・頭部刺絡療法”とされていました。

　せいけつ刺絡フォーラムや動画などSNSでの発信もやってますが、これらの発信や井穴刺絡に関する団体が日本国内で１００、世界でも１００くらいできないと発信が増えない、信頼も得ることが難しいかもしれません。

　土づくりでは“堆肥”をを作ります。
　堆肥は、いろんなものを混ぜて発酵させるのですが、１メートル四方の堆肥よりも３メートル四方の堆肥の量の方が良い堆肥ができます。
　発酵物は、真ん中は良い発酵をしますが、表面近くになると条件がそろわないので、切り返しをして内と外を入れ替えます。

　これが大きな物になると良い条件部分が多くなります。
　これを“スケールメリット”と言うそうです。
　決して小さいものが悪いのではありませんが、物事には大きくなった方が良いこともあると教えられました。
　井穴刺絡も１０００人や１００００人ではなく、もっと多くの人を巻き込んで行く部分も必要ではないかと思います。

　私も人生の後半、グズグズしてはいられません。

ずっと治療家をしてきましたが、自身もせいけつ刺絡で再生した一人です。

最近はとても治療が楽しいです　🙏

ふと野村監督の再生工場というキーワードが頭の中に浮かんで、まさにせいけつ刺絡で可能かもねって思いました。

鍼灸師は、鍼の修行がなかなか時間を要することが多いです。
よく学校で三年間修行しただろうと言われますが、私はいま全く使っていません。

せいけつ刺絡は、修行がいらない明日からでも治療効果が出せる治療法です。嘘のようなホントの話です。

あとはやるかやらないかだけですね。

習う環境は恐ろしいぐらい揃っています　🤣　

医者を除いて、刺絡をできるのは鍼師だけです。

一度鍼灸業界を離れた鍼師…　せいけつ刺絡の扉を叩いて見くださいね

いろんな扉が開くかもしれませんよ♪


1日前
本当にその通りですね。

私もせいけつ刺絡を学び治療に取り入れてから治療の幅が広がり楽しくなりました。