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下瞼の痙攣 ぎんなん治療院 - 2023年12月28日(木) 09時18分23秒 No.1349
堀口さん、なかなか興味深い症例ですね。

 お酒を飲む人で右となると、肝臓や胆のう、右の腎臓、女性でしたら右卵巣、さらに盲腸・虫垂炎の手術などがないか?考えたくなりますね。

 ただ、症例は少ないのですが、左側の辛いことが右の症状の原因となっていることもあります。
 例えば、右に症状が出る人が、左が辛いので右を下にして横向きに寝ることが多い場合、朝、右に何らかの症状が出る、長期間になると右の症状が固定化されて…なんてことです。

 また、左の古い骨折や手術の後遺症のバランスを取るために、右に症状を出しているとしか考えられない症例もありました。
 左の原因に対する治療がうまくいくと、右に出でいるバランスを取るための症状も改善しやすくなっていました。

 何かしら、患者さんの体を使う癖や運動によるアンバランスもあります。
 私自身、右利きですが、右の筋肉が、お尻、腰、腹など弱いのを感じます。
 左を軸にしての運動を長くやった結果(魚釣りですが)のアンバランスだと思います。
 ピラティスをやって、このアンバランスがわかりました。

 身体って、面白いですね。
橈骨神経麻痺への対応 ぎんなん治療院 - 2023年12月28日(木) 09時09分16秒 No.1348
小早川先生、おはようございます。

 患者さんに見せていただいてもかまいませんが、がっかりされるのではないかと心配します。
 私に治せることがあるならば、私以上に治せる人がいると、常々、考えております。

 どうしても私に治療と希望されるのでしたら、どうぞ、できる限り治療させていただきます。
 廃用性萎縮がある現状から考えれば、「はい、良くなりました」とはならないので、お近くで良い先生がいらっしゃれば治療していただくことが良いのではないかと思います。

 帰省のついでに大阪から来院されたリウマチの患者さん、治療してほしいと来院されたのですが、治療したのは一回です。
 来年から、大阪の井穴刺絡をやる先生の所で治療していただくことになっています。
 そんな連携プレイが、うまく行く例も、たまにですがあります。
身内は難しい gaku - 2023年12月28日(木) 07時19分15秒 No.1347
おはようございます、稲舛先生。

年末のお忙しいところお返事を下さり、ありがとうございます。

>これは、患者さん側からいうと、gakuさんを先生と思っていないのです。治療者側から言うと、見立てや治療が甘くなっているのかもしれません。しかも、治療後の評価がとても辛い!

身内の治療は逆に試練になるのですね(汗)

自分の勉強と思って、真剣に、でも気楽に、治療を楽しもうと思います。
ありがとうございました。
橈骨神経麻痺への対応 小早川 秀雄 - 2023年12月28日(木) 00時11分04秒 No.1346
稲舛 先生  早速ありがとうございます。
先生が う~んなかなかですね、とおっしゃると言う事は、やはりかなり難症例であるという事だと解釈いたしました。
 手術は、MRIやエコーでは橈骨神経の状態が把握出来ないので、開けて、直接見て判断したいという事で、皮膚切開して直接神経を見て判断したいと言う事での手術であり、神経自体が癒着している事は開けてみるまでわからなかった様です。開けてみて、書きました様に砂時計様のくびれも開けてみて始めてわかったそうです。当初は開けて直接神経見て判断したいとのことであったようですが、癒着があったのでそこだけは改善しましょうとのことで処置されたようです。砂時計様のくびれは,先生も書かれている様に椅子を肘で、持ち上げたときに起こったのではなく既に以前からそういう変化があったと思われます。(私の判断です)椅子を持ち上げただけでそういう変化が起こったとは思えません、その刺激で症状が出るきっかけになっただけではと思います。先生のお返事を患者さんにお見せしてもよろしいでしょうか、それでもし、先生に一度見て頂きたいと患者さんが言われるようであれば、診て頂くことは出来ますでしょうか。もし診て頂くとした場合、どの様に手続きすれば良いでしょうか、ご教示頂ければ幸いです。以上よろしくご賢察頂ければと存じます。
下瞼の痙攣 堀口 - 2023年12月27日(水) 20時09分19秒 No.1345
ありがとうございます

今日も来てもらい、その後どうだった聞いたのですが
帰りの運転が楽なのと今日は化粧の後はひきつりがあったと言ってました。

稲桝先生ちなみに顔面痙攣の場合(右の口周りのひきつり)などもある場合は
症状のでる場所の経絡の井穴刺絡が良いのでしょうか?

ちなみに今日は右の口周りのひきつりもやろうと右のH6をしたら余計にひきつりがでたので
H4を→ひきつり変わらず
H5→収まった
左のH5→またひきつりが出始めた
右のH5→おさまった
右のF5→おさまってる

下瞼の痙攣は先生の言った押さえると楽になる場所をさがしました
攅竹と眉毛の真ん中と外側に3枚 
そして眼球を右斜め上に向けるとひきつりが良くでると言うので
その状態で楽になる場所と強い痛みがある場所に貼りました。

それで瞼の痙攣はなくなりました
次は来年に来ます。

感受性のお話をされましたがお酒飲む人は右側に症状がでやすいとかもあるのでしょうか?
橈骨神経麻痺への対応 ぎんなん治療院 - 2023年12月27日(水) 17時52分09秒 No.1344
こんにちは、うーん、なかなかですね。

 麻痺も廃用性萎縮が始まっていると、なかなか治療後の反応の見分けがつきにくい、しかも、手術をされている屠蘇の後遺症の判断をするのも…ですね。

 原因が、肘にかけた椅子であることが間違いなければ、それを治療することになると思うのですが、果たして、そこを治療して改善するか?、身体が反応するのか?
 さらに、手術をされていると?ですが、それらを度外視して考えると

 治療には、症状がある所に直接治療をする方法と、その症状を効率良く反応させる方法=ツボの刺激などがあると思います。
 もし、手術前に私が治療すると考えると、ピアニストの手の治療は直接やらないと思います。
 ただ、動きや圧痛点は、細かく診ると思います。

 なので、まず治療の対象とするのは、首だと思います。
 首から側頭部の圧痛、動きの確認から始めると思います。
 これを発症する前から、問題の蓄積があったのではないか?
 肘に椅子を掛けたのはきっかけにすぎない、もっと関連するほかの部分に原因となる何かがあるのではないか?
 いろいろ肘などの治療をしても改善が無いのは、その原因が解消されていないからではないかと考えます。

 手術前の症状と、手術後からの症状を分けて診ることができれば良いのですが…

 次に、ピアニストと言うことを考えれば、指先、指腹、手の甲の圧痛点を細かく、細かく、ミリ単位で探します。
 手術の影響はあるかもしれませんが、解消されていない痛みは残っていると思います。
 これを円皮針をキッチリ当てて鎮痛させます。
 現状、ピアノを弾くことはできないと思いますので、井穴刺絡や指先=十宣からの刺絡治療を行います。

 これらをやっても、麻痺、筋肉が落ちてきているのであれば、反応は正常に出ないかもしれません。
 体のほかの部分に何かあるのかは、実際に診ていないので何とも言えませんが、そんな経過もあって、麻痺は、やはり、難しいです。
身内は難しい ぎんなん治療院 - 2023年12月27日(水) 14時32分59秒 No.1343
gakuさん、こんにちは。

 治療代を払わない人は治らない

 これは、患者さん側からいうと、gakuさんを先生と思っていないのです。
 治療者側から言うと、見立てや治療が甘くなっているのかもしれません。

 なので、身内でもgakuさんのことを「先生」と呼んで、治療代を少なくても置いて行くような人は良くなります。
 しかも、治療後の評価がとても辛い!

 gakuさん、とても良い試練の場ですね。
 楽しんでください。
腱板断裂と円皮針の治療 gaku - 2023年12月27日(水) 14時05分36秒 No.1342
こんにちは、稲舛先生。
腱板断裂の治療のお話、ありがとうございます。

肩が上がらないおじいちゃん、円皮針だけの治療でも、効果があるのですね。
そして、肩も上がる、つまり可動域が広がるということですね。

帰省したら、身内二人の肩の治療、基本通りにやってみます。


>もう、健康講習会と言うよりか、マジックショーをやっているようなノリになっている会長さん、「いやいやそんなに毎回うまく行きませんよ」と、こっちは思っているのに。

井穴刺絡や円皮針を貼って、確認の動診や腹診をすると、患者さんがパァっと目を見開くことがよくあります。「悪くなってないですか?」と聞くと、目を見開いて、「楽です!!」との返事をもらいます。そして「不思議だ、不思議だ」と言われます。

稲舛先生のおっしゃる通りマジックショーのような雰囲気です(笑)

集まった親類を片っ端からつかまえて、治療したいとうずうずしています。

ところで、胸鎖関節の矯正の動画をまだ見つけられません。。。
年末でお忙しいところ恐縮ですが、もしお時間ある時に、胸鎖関節の矯正法の動画を教えていただけますと有難いです。
橈骨神経麻痺への対応 小早川 秀雄 - 2023年12月27日(水) 12時58分12秒 No.1341
稲舛先生 広島 小早川歯科医院 小早川 秀雄です。
 いつもお世話になります。年の瀬も押し迫ってのご相談で申し訳ございません、少々長くなっていますがお願いいたします。
 当院の患者さんです。48歳女性、音大のピアノの講師で、自宅でも子供さんにピアノを教えています。本年8月当院に、歯科検診で来たときに相談を受けました。本年3月のこと、ピアノの椅子の背もたれの一番上を右手の肘の内側に通して持ち上げ、更に右肩には1リットルのペットボトルをレジ袋に入れてかけ、左の脇の下に、楽譜を10数冊はさんで、10mくらい先まで移動しようとしたとき、椅子を引っかけている、肘の内側が、痛いなぁと思ったがちょっとそこまでと思い、我慢して移動したとのこと。その後、徐々に右手に麻痺が出て来て麻痺が酷くなり、整形外科で橈骨神経麻痺であろうとの診断で、手術以外で出来る事をやってみましょうとのことで、いろいろと試されたそうですが、結果良くならず、正に以下の症状そのままです。https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/radial_nerve_palsy.html
それで、本年8月に、先ずは神経がどうなっているか、患部を開けて確認しましょうとのことで、手術を承諾され、切開確認されたそうです、その時に、橈骨神経の癒着がわかり、癒着だけは改善した方が良いとのことで、手術当日了承して、癒着の改善だけは行ったそうです。患部を開いてわかったことは、以下のURLの状況で、ごくまれな疾患だと言われたようです、橈骨神経が砂時計様にくびれが出来ている状況であったそうです。https://www.jstage.jst.go.jp/article/jelbow/29/2/29_256/_pdf
手術後は更に症状が悪化して、現在は、下垂手、下垂指で、拇指はほぼ動かず、示指は少し動く、中、薬、小指は握れるが開けない、更に背側へは持ち上げられない、手首は曲がったままで、筋肉だけでは伸ばせない状態。知覚はある、痛みはない。8月から4ヶ月経っていて、リハはやっているがほとんど効果無しで、前腕の筋肉の廃用萎縮が起こってきていて、筋力がかなり落ちているとの事。担当Drは、リハしながら経過を見ていくしかないでしょうとのこと。本人はなんとか改善したいと、意気込みを持っていますが現状は、なかなか厳しいようです。
 稲舛先生のお話を伺っている中で、麻痺は最も難しいとおっしゃっていたと思います、患者さんの一縷の望みを少しでも改善できる可能性はないか、実際に患者さんを見ておられないので、難しいと思いますが、もし、少しでもQOLの改善に望みがあるなら、何でもやってみたいとの事です。先生のご診断と先生ならの手技があれば、ご教示いただければと存じます。日々ご多忙の事と存じますが、よろしくお願いいたします。
 なお、今回の麻痺の前に、スポーツや交通事故などで怪我をしたり手術したりしたことはないそうです、整形外科でも何度も聞かれたそうですがないようです。今回肘の内側、肘正中の前後に約7cm、合わせて14cmくらい切開されています。
腱板断裂と円皮針の治療 ぎんなん治療院 - 2023年12月27日(水) 09時43分00秒 No.1340
町内会の講演を頼まれた時の話です。

 ここから車で1時間以上かかる地域の町内会連合の会長さんの依頼で、地区の町内会のイベントを十数カ所まわったことがありました。
 対象が中高年なので、健康のお話を10分ばかりやった後、モデルに出てもらって数人治療しました。
 井穴刺絡はできないので、円皮針を使って、井穴や圧痛点に治療です。

 参加者は、召集された皆さんで、「来たくて来たわけじゃないよ」ありありで、まー、お話だけしても盛り上がらなこと間違いなさそう…
 でも田舎の町内会、体調の悪い中高年はたくさんいるので、私にしたら好都合です。

 10分ほど話をして、眠たくなる前頃に参加者からモデル希望者の治療を始めます。
 だいたい、最初は男性が多い、腰痛もあるのですが肩の痛みを訴える高齢者が多かったですね。
 しかも、「腱板断裂しているから、死ぬまで肩は上がらない」と診断された悲しい顔をしたお爺ちゃんです。

 最初の3か所くらいで、腱板断裂の肩が改善して、気を良くした会長さん、毎週のように私を呼び出してくれました。
 もう、健康講習会と言うよりか、マジックショーをやっているようなノリになっている会長さん、「いやいやそんなに毎回うまく行きませんよ」と、こっちは思っているのに。

 それでも肩でダメなときは、腰痛をやったり、首をやったりで、うわさを聞いてか参加者がだんだん増えて…10カ所目くらいでしたか、肩が上がらないお爺ちゃんの治療をやりました。
 最初は右肩の治療でうまくいったら、気を良くしたのか「先生、左肩も上がらない、腱板断裂で死ぬまで治らないと言われとるんだが」と…
 やらないわけにはいかないので、左肩の治療をするとこれまたうまくいって!?上がるようになると、お爺ちゃんは私が持っているマイクを取り上げて「しし死ぬまで治らんと言われてたのが!!!」と、拍手喝采となりました。

 さて、それから、数か所やった後から、ピッタリお呼びがかからなくなってしまいました。
 こちらも楽しくはあったのですが、仕事が終わってから出かけて、帰ってくるのは22時、もうそろそろ勘弁してほしいと会長さんと話していたところでしたので良かったのですが、お呼びがかからなくなった理由は…ですよね

 冬の寒い集会場での講習会の思い出でした。

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