４０歳代、女性。前屈をすると痛みが出る腰痛です。

　３年まえにギックリ腰をやった頃は、左の腰が痛んだのですが、今は、左腰、真ん中です。
　靴下を履く姿勢で腰が痛みます。
　パソコンをやっていると腰の痛みが出るので、立ってパソコンをやってます。

　３年まえから体調が悪くなった母親の代わりに、実家の草取りをやって、その後、腰が痛くてやめています。
　現在、実家の庭には除草シートをかけています。

　圧痛点は、股関節の前側…左は上前腸骨棘の下に圧痛、右は恥骨の外側に圧痛があります。
　座位の仕事を長くやって、草取りでしゃがみ込みでさらに股関節の前面にコリと痛みを作っています。

　Ｆ２Ｆ３Ｆ５井穴刺絡で左の圧痛は取れましたが、右の恥骨外側の圧痛は取れません。
　右恥骨外側を押さえて腰を動かしてもらうと、痛みが軽くなることを確認後、患者さんの許可を得てパイオネックスを貼りました。
　やや改善しましたが、圧痛の痛みでの問題よりも、ここの腱が硬くなっている、それを動かすための痛みが出ています。

　仰向けに寝て、膝を立てて左右にパタンパタンと倒す運動、股関節外側の圧痛点を指で押さえて歩くことなどやっていただくことにしました。

　さて、残った正中線上の痛み、百会の刺絡をしようと思ったら、大きなイボがあります。
　これに円皮針を貼ると、腰の真ん中の痛みが楽になっています。
　このイボが痛みの原因となっているのか？はたまた、このイボで体のバランスを取って健康を保っているのか？
　患者さんのイボが、私にお知らせをしてくれているのは確かです。

先ほどの天気予報で、「花粉が飛び始めました」と気象予報士が、アナウンサーも「なんか、ムズムズしまうね」です。

　花粉症、副交感神経の症状は“先手必勝”です。
　花粉症の方は、すぐに、手足の薬指の爪の生え際（Ｈ５Ｆ５）を刺激してください。

　刺激は、アルミ玉を作って貼っても、パイオネッスクゼロを貼っても、せんねん灸の熱いの「にんにく」で刺激しても、もちろん、井穴刺絡が最も有効です。

　今のうちから、ガンガン運動するのもおすすめです。

８３歳女性。左のお尻、左太ももに痛みがあります。

　痛みは動いた時だけ出ます。
　左側屈と前屈で痛みが出ます。
　座位の動診では痛みは出ません。

　１０年前に脳出血、左半身の麻痺が残りましたが、リハビリで良くなっていますが、最近、転倒しています。
　左足、すべての指に圧痛、特に薬指と小指に圧痛点があります。
　右足には、まったく圧痛はありませんでした。
　これほどの指に痛みがあれば、歩き方も!?
　まず、これらの圧痛点(何度か押さえて残っている圧痛点)にパイオネックス0.6を貼りました。
　激痛だったのが小指の腹、薬指は全周に痛みがあるので、骨折してたかな？

　井穴刺絡はＦ３Ｆ４、小指の腹から刺絡をしました。
　痛みはずいぶんとれたのですが、動いた時の痛みがあります。
　動いて痛む、まずは、筋肉が硬くなっている所を探します。
　高齢で、運動不足、脳出血、足の痛み…これだけ揃っていると、筋肉や靭帯が硬くなっていて、それを動かすことによる痛みが出てもおかしくない。

　指圧して探すと、激痛の圧痛が太もも外側、臀部にありました。
　これは一回で取れるものではないので（若い人は数回で取れるけど）テニスボールを太ももやお尻に当てて圧迫します。
　何度かやったら、立ち上がって動きや痛みの確認をしながらです。
　痛みが変わることがわかってもらえたので、一日一回、風呂上がりにやってもらうことにしました。

●最近、転倒した→今後転倒しやすくなる
　足踏みでも少しフラフラしています。
　いつ転倒→骨折→入院→さらに足腰が弱くなる、骨折や手術の痛み

　シルバーカーを押すことを提案しました。
　杖は役に立ちません。

　私の母親８０歳の頃、あれだけ“年寄り臭い”と嫌がっていたシルバーカーを押してみると楽！
　さらに、車椅子が無いスーパーでシルバーカーに乗せて移動させると「これは楽チン、楽チン、今度は醤油、次はお刺身」と、喜んでました。

　まだ、動ける体でしたのでピラティスをおススメしました。
　やるなら、今のうちです、これから１０年後は、できないかもしれません。

ナルコレプシーについて
今夜のライブセミナーでは、ナルコレプシーの治療と睡眠、覚醒と自律神経の働きと治療法の解説をします。

ナルコレプシーについては、この動画などをご参考にされてください。
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ケンコロさん、こんにちは。

　もう、これは、ケガですので、触らない、使わないのが原則ですよね。
　ただ、治りを早くする意味での治療はあります。

　出血の患部に何か治療するのは無理ですので、十宣の刺絡も良いと思いますが、反対の指の同位置に即刺即抜の鍼治療、または、パイオネックス1.2か1.5を貼って、指でトントンします。
　指でトントンは４０回以上やってください。

　爪の割れは、爪が生えてくるまで止めるのが良いのですが、爪の専門店でコーティングしてもらうのも良いかもしれませんが、ボールを投げるのはダメですね。
　他の投手も同じ症状でしたら、その投げ方に問題があるのでしょうけど、患者さんだけだったら違う投げ方の練習をして球種を増やすのが良いと思います。
　どうせその投げ方をやっていれば、大事な試合の時に投げられなくなるかもしれませんので。

　割れている指先、血が出ているのは、キズパワーパッドを貼って、治るまで使わない…ケガですので。

みやをさん、おはようございます。

　今日、「壷丸ごと」お試しを送ります。
　潰瘍性大腸炎の患者さんの腸はとても敏感なので、健康な人でしたらなんでもない食品も反応することがあります。
　壷丸ごとは、原料そのまま、混ぜ物無しで入っているので、カプセルを開けて、粉末の中身を指に取って味見をしてください。

　お腹の調子を見て、良さそうだったら１カプセルから始めてください。
　潰瘍性大腸炎の患者さんに試す時には、すべてこのように慎重に（菊芋いぬりんの時と同様に）始めます。
　漢方薬や新薬でも失敗するのは、この、お試しをしないからです。

　患者さんは、「体調良くないけど、そのうちよくなるだろう」と、続けてしまって酷いことになっていることがあります。
　口に入れて、舌やのどのセンサーで確かめてから飲み込みます。

稲舛先生、いつもお世話になっています。前回アキレス腱がゆるんで松葉杖の患者さんと連絡とれていませんのでまだ結果は出ていません。

今度は仲間の投手で玉をコントロールするため常に指の指頭に球が当たるためパックリ割れて痛みがあり出血します又爪も割れていますと祖父から連絡あリました。

治るようなら治療したいのですが、今考えられるは治療はじゅっせん近くの刺絡と副交感神経興奮を収めるＨ5、Ｆ5の刺絡しか思い浮かばないですが他の治療法がありますか。よろしくお願いいたします。

稲舛先生、ご返信有難うございます。

出血するという事は血管や粘膜が損傷している為で、それを修復するにはタンパク質の元となるアミノ酸が必要という事ですね。

本人に聞いてみました所、試してみたいと申しますので、住所をメールさせていただきます。宜しくお願い致します。

明日の夜８時「井穴刺絡ライブセミナー」は、睡眠と覚醒・ナルコレプシーです。

　浅見先生は「２１世紀の医学」のなかで、睡眠と覚醒の自律神経の働きを書いていらっしゃいます。
　寝たり、起きたり、自律神経の働きですが、では、副交感神経だけ働けば眠れるのかと言えば、そうでもなく…

　やはり、いずれの神経も生活のリズムに応じて働かなければならないのです。
　ナルコレプシーは、日本は他国に比べて何倍も多い！
　６００人に一人とか？

　鍼灸治療では、やればやるほど副交感神経が働くようになることが多い中、井穴刺絡は、交感神経も、副交感神経も調整することができる治療法です。
　明日は、浅見先生の治療も含めてセミナーをやります。

みやを良かったですね!

　菊芋の効果はいくつもあるのですが、その中でも下痢の水分調整、発酵の改善＝善玉菌の餌、腸内環境を良くしてくれます。
　これに井穴刺絡で副交感神経を抑制して、動き過ぎを改善できれば、治るのも早くなると思います。

　血液が出ているのは血管が切れている、粘膜・血管の損傷部の修復ができれば出血しなくなると思います。
　血管や腸の組織はタンパク質＝アミノ酸で作られているので、そちらは私が作っている「壷丸ごと」が役に立つのではないかと思います。
　出血が減っているようでしたら様子を見ながら、ですね。
　必要でしたら、お試しでお送りしますので、ご遠慮なくメールをください。