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腎臓の交感神経の興奮と血圧 ぎんなん治療院 - 2024年01月31日(水) 15時50分45秒 No.1420
三日目、三回目の治療です。

 今朝、自宅で血圧を計ると130だったそうです。
 来院時の血圧は、115です。
 あらら、ちょっと低いです。

 下げ過ぎたのかな?と考えて、深呼吸後副交感神経を抑制する左H5井穴刺絡を20回、やったところで、深呼吸してもらうと「治療前の方が深く吸えた」
 血圧は低くなっているものの、交感神経の興奮があるんだな?
 次は、心臓の低位中枢交感神経を抑制する左H3井穴刺絡をしました、が、改善ありません。

 高位中枢のH5井穴刺絡をやったので、同位置にあるH6井穴刺絡をすると深呼吸が治療前のように深くなりました。
 腎臓の交感神経の興奮などあるようなので、腎臓左右F3肝臓右F2F6、交感神経の抑制H6F4井穴刺絡をしました。
 これ以上交感神経の抑制はいらないので、百会は止めました。
 明日、もう一度、治療して今後の予定を決めるつもりです。
梅核気→不眠の相談 ぎんなん治療院 - 2024年01月31日(水) 15時44分36秒 No.1419
不眠で困っていると電話で相談です。

 不眠になったのは、昨年からの心配事、忙しさからで…梅核気ができてしまった。
 梅核気が、なんか悪い病気ではないかと思っていたら、眠れなくなってしまってます。

 来月、心療内科に行こうかと考えているそうです。
 心身のストレスによって梅核気が発生するので、まず、ネットで梅核気を調べて原因がストレスであること。
 原因を何とかするのは患者さん自身が生活を改善させる?ことしかないのです。

 この問題の解消を自律神経では“二つの考え方”があると思います。

 一つは、①心身のストレスによって交感神経の異常興奮の梅核気
 もう一つは、②今まではなんてことないストレスが、心の許容量が小さくなってストレスに感じてしまっているための梅核気

①の梅核気は、交感神経を抑制するH6F4井穴刺絡と、梅核気の症状がのどの真ん中にある=正中線上の症状なので百会の頭部刺絡です。

②は、心の許容量を増やすためH5F5井穴刺絡で、「何があってもどんとこい!」肝っ玉が据わった状態にします。

 患者さんにこの話をしていると、自分の現状がわかったらしく「あー、電話して良かった、落ち着きました、梅核気だったんですね」となりました。
誰がやっても同じ治療効果が得られる井穴刺絡 ぎんなん治療院 - 2024年01月31日(水) 14時09分51秒 No.1418
治療は、複雑にすることは簡単です。
どんなにでも難しくすることはできます。
治療を単純明快にして誰が診断しても同じ答えが出て、それから導き出された答え(井穴)に従って治療すれば、直治治療効果が出せる…井穴刺絡です。
右か左か?、上か下したか?、人生でも分岐点は二つであれば選びやすい。
治療も、自律神経か?、体性神経か?交感神経か?、副交感神経か?、あの臓器化、この臓器と二進法でやれば理解しやすいし、、、意外にも答えが明瞭に出ることが多いのです。
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ぎんなん治療院 092-281-1566
㈱医学社ぎんなん治療院ウェブサイト https://igakusha.com/
腎臓の交感神経の興奮と血圧 ぎんなん治療院 - 2024年01月31日(水) 09時24分42秒 No.1417
翌日も治療しました。治療は、最初、続けてするのが良い結果となります。

 患者さんの症状が“良くなった”の状態を続けることで交感神経の興奮もおさまってきます。
 一回の治療で、腎臓の交感神経が抑制された(良くなった)が、今日も、明日も、明後日もと…まずは一週間続き、それを確定させるために次の一週間は二日に一度、次の週は三日に一度と治療を続けます。

 あまり続けると、刺激に慣れてしまうので、15回くらいやったところで休みを一週間くらい、何も治療しない時間を作ります。
 腎臓の交感神経の興奮→血管の狭窄→血圧を上げる→心臓が疲れる
 腎臓の治療と心臓の治療は一緒にやると体調も良くなります。
 と、同時に、原因となっている生活の改善も行います。

 内臓の治療では、原因の改善が必須、一喜一憂せずにある程度時間がかかることは予定して治療します。
 一回で治ることはありません。
 
 治療した夜は、とてもよく寝られたそうです。
 血圧は、来院時175でしたが、治療後は155です。
 このまま続けて、まずは、あと4回くらい治療する予定です。
治療に来た時は、症状が軽くなっている患者さん ぎんなん治療院 - 2024年01月30日(火) 16時29分26秒 No.1416
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救急車を呼ぶとき 脳卒中 ぎんなん治療院 - 2024年01月30日(火) 15時59分05秒 No.1415
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手の震え 悪い夢 めまい? 上を向けない ぎんなん治療院 - 2024年01月30日(火) 15時01分53秒 No.1414
70歳代、男性、ゴルフが趣味です。
 手が震えて文字を書くのに左手で右腕を押さえて書かなければならない。
 めまいのような?テレビを見てもクラクラする。

 動診では、痛みはありませんが、上を向くことができません。
 患者さんは上を向いているつもりですが、見ているのは眼だけです。
 上を見るには身体を反らさなければならない。

 腹診は、お腹の力が抜けず、正確なところはわかりませんが、腎臓が?腰をトントン叩いてもらうと、お腹に響きがあります。
 鉛筆で書いてもらうと、手が震えますが“来院時は良い方”です。
 今朝は、震えて文字が欠けませんでした。

 手の震えを確認後、“来院時は良い=副交感神経の症状”の可能性が高いので、H5F5井穴刺絡をしました。
 治療後、文字を書いてもらうと、まったく震えなくなっています。

 悪い夢を見る…夢は五臓の疲れ、腰トントンは腎臓?胃の手術の後遺症?
 立位で、胃の手術痕の傷の圧痛を調べると、ミゾオチからへそまでの上半分にすべて顕著な圧痛があります。
 腎臓の治療に左右F3、胃の手術の後遺症に左F1F6、正中線上の手術痕の圧痛は百会と百会の前後の頭部刺絡をしました。
 上を向けないのは、身体の前側のツッパリがあるから、上記の治療後は、上を向けるようになりました。

 悪い夢、恐い夢は腎臓?これは、今夜寝てからしかわからないので、次回の治療時に教えてもらうことにしました。
●夢を見る、腎臓の交感神経の興奮、起きたらトイレに行く

 めまいの症状は、左眼の白内障の手術で、左視力1.2、右の視力は白内障でほとんど見えない0.2
 この左右差が遠近の調節ができずにクラクラしていると考えられます。
 長い付き合いの眼科の先生は「まだいいだろう」
 でも、ゴルフで遠近感が!パットが入らないので困っています。
 年齢からして、左も手術したんだったら、右もやっても良さそうな時期かもしれません、眼科と相談です。
明日の夜は井穴刺絡ライブセミナー ぎんなん治療院 - 2024年01月30日(火) 10時57分08秒 No.1413
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腎臓の交感神経の興奮と血圧 ぎんなん治療院 - 2024年01月30日(火) 09時08分50秒 No.1412
血圧が高くなった70歳代男性。通常140-150くらいなのが、200前後になることもある。来院時は180程度です。

 腹診では、左の腹部②に圧痛があるので、腎臓と考えられます?
 左右F3井穴刺絡をすると、150まで下がりました。
 しかし、他の治療をした後に測ると170まで上がっています。

 血圧が上がっているのは、腎臓の交感神経の異常興奮によって腎臓の血管が細くなっていることが考えられ、細くなった血管に血液を送るために心臓は圧を上げて血液を送り出しているのではないかと考えられます。

 ただ、一回治療しただけではそれなりの改善で留まるので、これを毎日やって腎臓の交感神経を抑制し続けて血管が正常に開いた状態にしなければならない。
 浅見先生が、「最初の一週間くらいは毎日やらなければ」と言われたのは、このこと、自律神経の働きを安定させるには、神経の可塑性を利用して安定状態を継続させることは重要だと思います。

 この患者さんの場合は、高位中枢のH6F4は、それほど影響していなかった。
 腎臓の臓器を傷めるようなことをやってきた結果(長年の飲酒など?)が考えられます。
 適量の飲酒は副交感神経を働かせてりらっすくさせると言われますが、諸刃の剣で腎臓にはダメージを与えていた(胃腎臓の交感神経の異常興奮)のではないかと思います。
のどが渇いて水を飲んでも ぎんなん治療院 - 2024年01月29日(月) 11時47分20秒 No.1411
50歳代の女性の患者さん、腰痛で来られてましたが、昨年秋頃、のどが渇いて水を飲んでもダメだった。

 病院で薬をもらったのですが、まったく変わらず、水を飲むのでオシッコにしょっちゅう行っていたそうです。

 いやいやそれは水を飲んでも乾きは止まらないでしょう、唾液が出てないのですから。
 唾液が出ないのは、胃腸系の交感神経が興奮しているので出ないんですよ。
 胃腸の交感神経を抑制する治療をして副交感神経を働かせるようにしなければ口の渇きは止まりません。

 と、説明すると、病院ではそんな話はなかったと。
 病院で説明しないのはいろいろ理由はあるでしょうが、そんな説明をする所に行かなければこんな話は聞けませんよ。
 「えっ、じゃあ、どこに行けばいいんですか?」と、患者さん。
 あのー、さっき説明したのになー?

 さて、のどが渇く=胃腸の交感神経の興奮は左F1F6井穴刺絡をしますが、これは、脊髄神経(低位中枢)への治療です。
 交感神経の興奮は、高位中枢(脳)もあるので、左右H6F4井穴刺絡をします。

 暴飲暴食などの治療では低位中枢左F1F6で解消するかもしれませんが、心身のストレスが高位中枢の交感神経を興奮させているならば左右H6F4井穴刺絡をしなければ、サッと良くなった感じはありません。
 浅見先生の「21世紀の医学」に胃腸の治療は左F1F6F4とあるのは、高位、低位どちらも抑制する治療をする方が効果的だからの意味です。

 実際の治療では、高位中枢と低位中枢の治療の使い分けをすると、原因がつかめることもあります。

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