「小麦を止めてみましょう」と提案した患者さんの最初の頃は癌の患者さんでした。

　３０年以上前の話で、連続で癌の患者さんを何人か治療していたら、偶然かもしれませんが、全員が小麦を使った食品が好きな人たちだったのです。
　癌ですから、直ぐに結果は出ませんでしたが、体調が良くなったのは確かでした。

　その頃にとても思い出に残る女性の患者さんがいて、体重は１００キロを超える若いアレルギー症状の患者さんでした。
　夕食後、コンビニに行って袋２個に満タンのお菓子を買ってきます。
　もちろん、その後それを食べ続けますが、さらにすごいのが仕上げが…
　食パンを一斤、ムシャムシャと寝るまでに食べてしまうのです。

　と、これが、姉妹で

　小麦を使った食品には、過食が止まらない何かがあるな！と思った患者さんでした。
　その後も、いろんな患者さんが

木村靖さん、こんばんは。

　股関節の痛みの原因はいくつもあるので、診てみないと何とも言えないです。
　「井穴刺絡（お住まいの県名）」などでお近くの鍼灸治療院を検索してみてください。

井穴刺絡療法で股関節痛は治りますか

肺炎球菌のワクチンを打った後、高熱と咳で死ぬ思いをされた女性です。

　友人からも、打ってはダメと言われていたのですが、自分は大丈夫と思っていたそうです。
　ところが、咳と熱でとんでもないことになって、今も体のだるさや呼吸の違和感が残っています。

　ぎんなん治療院の勉強会「養生会」にとても早い時間に来られていたので、治療することにしました。
　呼吸は辛くないと言われますが、接種後、ずーっとこの状態なのでご自身の正常な状態がわからなくなっていると思います。
　なんだか体がだるい、これは風邪を引いた後のような交感神経の興奮症状の残りと考えられます。

●座っているより寝てる方が体が楽＝交感神経の興奮がある

　呼吸と座位の疲労感を目安に治療することにしました。
　高位中枢の交感神経を抑制するために手の人差し指Ｈ６と足の小指Ｆ４井穴刺絡をすると「あ、少し楽になってきた」
　百会でも交感神経を抑制するので、百会と百会の左右２センチを頭部刺絡しましたが、それほどの変化はありません。
　呼吸器系の症状なので、手の親指Ｈ１肺経の刺絡をすると「あー、これこれ、楽になった」です。
　座位と寝た状態の体の感じも変わらなくなっています。
　交感神経の症状、水素を飲んでもらっています。

久しぶり来院された声楽の先生です。小柄で身長は１５０センチくらい、ですが、体重は６０キロ近くあったと思います。
　このあたりは、正確に聞けないところがありますが・・・
　私が１０年前にアドバイスした結果を今頃！？お話していただきました。

　あれから全く体調が良くなったので来院されていなかったのですが、その理由ともなったのが“小麦を止めた”ことにありました。
　小麦・グルテンを止めて半年で１３キロ痩せて、現在はさらに２キロ痩せた状態をずーっと維持されています。
　もちろん、それによる心臓や肩コリ等も良い状態が続いています。

　私が患者さんにアドバイスしたのは「手に持って、小麦だと思ったら止める、おせんべいとクッキーだったら、おせんべいにする」
　たったこれだけのアドバイス、やった人で１０キロくらい痩せた人は何人もいます。

?si=53SOBIDsX5iIYUs-

８０歳代、女性、最近、閃輝暗点が頻繁に出るようになっています。

　集中して無理をしていると右眼にひどく出て、左眼も少し出ています。
　現在は、視力には問題ありません(８０才代相応の)ただ、“眼をつぶっていたい”、眼を開けていることが辛く感じています。
　明るさやハッキリは問題ないと言われています。
　腹診では、お腹全体軟らかいのですが、一点右上腹部①のみ強い圧痛があります=肝臓。

　圧痛の確認のため、患者さんの指を右上腹部①に指を置いたまま右Ｆ２井穴刺絡をしました。
　治療中に「右のお腹が温かくなった、眼が温かくなってきた」と患者さん。
　治療が終わると右の上腹部の圧痛は無くなって、見え方も良く、目をつぶりたくなることもありません。

●治療中にお腹がゴロゴロ動き出しました。

　が、下瞼の違和感を訴えられます（既に存在していたものが、眼の治療でわかるようになった）
　下瞼は胃経なので左右Ｆ６井穴刺絡をすると、違和感は解消しました。
　眼の治療の続きで、Ｆ５Ｆ４「目窓」、「玉枕」の刺絡をして終了。
　肝臓は、若い頃にずいぶんとお酒を飲んだ？名残が晩年に出てきたもの、アミノ酸「壷丸ごと」を飲んでいたたくことにしました。

　帰りには「あら、老眼鏡なしに書ける、なんだか、大塚さん綺麗に見える」などと、良い評価でした。
　私は、綺麗にならなかったみたいです、残念。

4月15日(月)に治療した患者さんの２回目です。

　テニスボールは毎日やっていて、随分と腰の状態は良さそうです。
　胆経上の腰痛の残りがあるので、Ｆ５井穴刺絡と胆経→足の甲の圧痛点にパイオネッスク0.6を貼ると腰はまずまずです。

　右肩の症状があるので動診で確認、でも、今現在も右肩上腕がズンズンとうずきがあります。
　副交感神経↑の五十肩なので、左Ｈ５井穴刺絡をすると右肩腕のズンズンは解消しました。
　左右Ｆ５右Ｈ５井穴刺絡をして、動きを見ながら右手Ｈ１２３４６井穴刺絡をしました。

　「重たい書類など持つので肩が痛くなった？」と言われるので、肘の圧痛点にパイオネッスク0.6を貼っても変化無しです。
　右首の横に激痛の圧痛点があり、これに２枚パイオネックスを貼ると肩の状態はずいぶん良くなりました。

　今日の治療はここまでで終わって、残った時間でご主人のお腹の痛みの治療をしました。
　いくつか手術をされていて、内臓も見たいのですが、今日は時間が無いので手術の癒着の痛み？の治療からやることにしました。
　腹診では、臍の上、臍の斜め下左右に強い痛みがあります。
　腹腔鏡でやっているので、入れた穴の圧痛も確認しましたが、痛みはありません。

　動診では、立位で前後の曲げ伸ばしで痛みがあります。特に、後ろ反り！

　正中線上＝臍の上の圧痛は手術後の癒着などの痛み、後遺症と考えて百会と百会の両横２センチを頭部刺絡をしました。
　治療後はお腹の痛みは解消、立位での後屈も痛み無くそれます。
　「あれ、おかしい、不思議だ」と、患者さんのいつもの・・・です。
　「いやいや、私が治療したからでしょう」、と、言っても、信じたくないみたいです（笑）。

今朝の朝ドラで、主演のトラコの生理痛が酷いのをヨネさんが教える「月のものに三陰交の刺激が良い」
　これで、婦人科の症状(生理痛など)に三陰交が効くと言うのが全国的に有名になりました。
　「ヨネさん、ありがとう」です。

　今日の患者さんも左の下腹部に強い痛みがあり、三陰交にパイオネッスク0.6で鎮痛しました。

　さすが、ＮＨＫですね、良いこと言うわ！

吉次先生が防府あたりで開業されています。

６月の講習会に山口の先生の参加希望があります。

メールいただけましたら、電話番号や住所などお知らせします。
scinamasu＠ybb.ne.jp