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副交感神経の興奮した、働きを強めた、興奮した、亢進した…症状 ぎんなん治療院 - 2024年07月08日(月) 17時03分38秒 No.1795
副交感神経が働きを強めるとこのような症状が出ることは正常な事です。

 ただ、ちょっと強く出過ぎると困った、辛い症状になるので嫌がられます=アレルギー症状。
●神経の働きが強くなったことを言い表すのに、“興奮”“亢進”“緊張”などと言い表します。
 いずれも同じ意味です。

 身体が重だるく辛い、微熱、嘔吐、下痢、頭痛、頭重感を持った患者さんが今日来られて、いずれも副交感神経を抑制する手足の薬指H5F5井穴刺絡で改善しています。
 患者さんの症状を全部聞いておいて、H5F5井穴刺絡で改善する自律神経症状は、副交感神経が異常興奮したものと判断できます。

■副交感神経の働き過ぎ・アレルギーの症状

①鼻水・鼻つまり→くしゃみ…ホコリ、温度差、猫、ハムスター
②花粉症…春の気圧の変化、花粉が原因だけではない?
③ジンマシン…食性に合わない食べ物、消化能力がない
④アトピー性皮膚炎…柔らかい皮膚が反応している⇔ステロイド皮膚症
⑤喘息…呼吸器のアレルギー・気管支は副交感↑で細くなるのは正常
⑥低血圧…末端に血液が行かずに冷え症やしもやけ、脳貧血でフラフラ
⑦めまい…立ちくらみ、内耳のアレルギー、身体がシャキッとしない
⑧耳鳴り…低血圧性。高血圧の場合もある。
⑨内臓のアレルギー 嘔吐…口からの排泄作用 下痢…便での排泄作用 
 唾液異常…消化液の分泌過多 胃潰瘍・十二指腸潰瘍・潰瘍性大腸炎
⑩乗り物酔い…胃のムカムカや嘔吐は消化器の副交感症状
⑪耳のつまり…耳管のアレルギー・むくみによって空気圧の調整不良
⑫朝起きツライ…夜ふかしの朝寝坊、昼夜逆転、午前中の症状悪化
⑬動作がにぶい…身体が重たく感じる、勉強や運動ができない
⑭微熱が続く…風邪などで高熱が出ない、微熱は副交感の熱
⑮生理痛…子宮に分泌されるアセチルコリンの痛みと子宮の動き過ぎ
⑯結膜炎…眼が赤い、かゆみ
⑰かゆみ…まぶた、耳、陰部、鼻、脇、肛門など
⑱浮腫み(むくみ)顔、脚、膝、指などがむくみ、曲げにくい
 唇の腫れ…アレルギー発症時唇の腫れ、甘いものや山芋などのかぶれ
⑲偏頭痛…お釜をかぶったような、鈍痛、頭がボーっとする
⑳関節に出る副交感神経↑(アレルギー)の症状 バネ指、五十肩、リウマチ
■帯状疱疹・口唇ヘルペス
●膜組織に発症…副交感神経異常興奮・アレルギーの不快な症状は「膜」に出ると浅見先生は言われます。鼓膜、鼻粘膜、まぶた、角膜、結膜、口腔粘膜、関節滑膜、関節の内側も膜に近い組織です
身体が辛い、微熱が時々出る、ヨーグルトとフルーツで嘔吐、頭重感 ぎんなん治療院 - 2024年07月08日(月) 15時08分12秒 No.1794
このような症状がある患者さん、血圧を計るのがストレスになるので血圧は計っていません。

 動診では問題なく、腹診でミゾオチと臍の間(正中②)に強い痛みがあります。
 ミゾオチの右側(右上腹部①)にも強い痛みがありがあります。

 症状は副交感神経の異常興奮した症状なので、左H5井穴刺絡をするとミゾオチの下(正中②)の痛みは軽減、右H5井穴刺絡をするとほぼ感じられなくなりました。

 ミゾオチの右側(上腹部①)の圧痛は、なんだろう?と考えたのですが、今日は副交感神経の抑制だけをやろうと考えていたので、右F5井穴刺絡をしましたら、「どこに行ったのかわからない」と患者さんが言うほどに解消しました。
 右F5の治療で胆のうの治療ができたのか?
 足のF5井穴刺絡でさらに副交感神経を抑制したので、強い症状を持った十二指腸の潰瘍状態が解消されたのか?

 頭重感も同時に改善してスッキリになったので、ほとんど副交感神経の症状だったのを患者さんも理解されました。
右カカトの痛み・シビレ・骨と皮の間に小さな座布団が入っているような ぎんなん治療院 - 2024年07月08日(月) 14時57分05秒 No.1793
60歳代、女性。右足のカカトの痛むようなシビレたような?

 ぶつけたりしたことはありません、浮腫みが少しあるので前回の治療で浮腫みの治療左右F3H3H5F5井穴刺絡をしましたが、それほどの改善はありませんでした。

 今日は、痛みや動きの治療を考えてカカトの治療をすることにしました。
 経絡を考えると腎経F3、膀胱経F4、胃経F6を考えましたが、以前、中指がカカトに良いことがあると聞いていたのでやってみましたが、今回はそれほどの変化はありませんでした。
 また、カカトの症状の患者さんに追試をしてみます。

 足の甲側の症状には井穴、足の裏・腹側の症状には十宣と単純に考えて中指からやってみることにしました。
 中指では変化無し、薬指で場所が少し変わった、小指の先(踏んでいる所)の刺絡でシビレがやや改善、小指の先端の刺絡でまた良くなっています。

 一つ刺絡しては、患者さんに立ち上がってもらってカカトの症状を確認してもらいます。
 その間、私は座ったまま、動いているのは口だけです。

 F3F4F5井穴刺絡もやってみましたが、十宣の刺絡が効果がありました。
足の圧痛点 目をつぶる(患者さんが) ぎんなん治療院 - 2024年07月08日(月) 13時55分11秒 No.1792
足の甲の圧痛点を探すことがあります。

 患者さんは、ベッドに座って、私は椅子か床に座るかして圧痛点を探すのですが、患者さんは「あっ、先生、そこじゃないもっと右、ああ、そこです」と指示をされることがあります。
 見てるから、ホントにそれが圧痛点かわからない。

 足の圧痛点など患者さんが見ることができる時には、患者さんに目をつぶってもらいます。
 すると、ホントに痛い所、圧痛点を正確に探すことができます。
アレルギーの改善 水曜日のライブセミナーのテーマ ぎんなん治療院 - 2024年07月08日(月) 09時43分22秒 No.1791
今週の水曜日の井穴刺絡ライブセミナーのテーマは「三焦経」です。
 三焦経は胆経と共に副交感神経を抑制する井穴H5F5の経絡です。
 おそらくライブセミナーの時間内ですべてを解説することはできないと思いますので、予備知識として投稿いたします。

 副交感神経の異常興奮の症状は、アレルギーと言われることが多い困った症状です。
 副交感神経の働きが強くなればこのような症状が現れるのは正常な事なので“病気とは言えない”
 病気ではないので、治す薬は無い、生活の改善が最優先されるべきです。
 井穴刺絡療法は、体の負担は極端に少なく、副交感神経を抑制できる数少ない治療法だと思います。
 
 ただし、副交感神経の興奮=アレルギー症状が正常な反応とすれば、井穴刺絡療法をやっている間に生活をヒト本来のものに改善させることが重要です。

●アレルギーとは?をネットで検索すると

アレルギー(allergy)とは、ギリシャ語のallos(other,変じた)とergo(action,作用・能
力)とに由来し、「変じた反応能力」ないしは「変作動」という意味で命名された。このアレルギー
という言葉は1906年にClemens Freihcr von Pirquetが“Allergie”と題する論文の中で初めて
用いている。
        と出てきます。

 さらに「アレルギーについて」を見ると、ほとんど“免疫の異常”ばかりで、自律神経の異常興奮はなかなか出てきません。
 長期間の病気や症状ではなかなか瞬時に改善させることはできません。
 器質的な変化が起こっている場合は、良くなっている状態が続いて、細胞の入れ替わりがうまくできることが続くと治っていきますが、それなりに長期間“良くなっている状態”を継続しなければなりません。

 まずは、アレルギーの症状から・・・
その後 ぎんなん治療院 - 2024年07月07日(日) 09時27分54秒 No.1790
川崎在住さん、こんにちは。

 年齢や慢性となっているかは、治りやすさに大きく影響しますね。
 それでも患者さんは、治療前より少しでも良くなっていると喜ばれます。
 良くなった状態が、今日も、明日も、明後日元続けば、、、治るが見えてきます。
井穴刺絡療法のその後 川崎在住 - 2024年07月05日(金) 18時52分52秒 No.1789
妻は、4月に稲舛先生の治療を受けた後、東京都大田区のさくら治療院の岩城先生に毎週木曜、治療していただいております(これまで7回)。整形外科の骨粗鬆症の投薬治療と並行しており、ほぼ以前と同じように家事全般をこなし、QOLはほぼ以前と同じです。感謝しております。
徳島の82歳の姉は、3回ほど地元で井穴治療を受けましたが、痛みがあり、整形外科でのX線検査結果、股関節の軟骨がほぼなくなっていることが判明しました。
まず、整形外科でのX線検査を受け、その結果を踏まえて適切な井穴治療を受けるようにしたらよかったのではと痛感しています。
腕のシビレ ぎんなん治療院 - 2024年07月05日(金) 13時32分25秒 No.1788
右腕のシビレ、60歳代男性。

 2週間前から右腕がシビレています。
 2週間以上前から何かやったのか、たずねても「普段通りの生活、思い当たることはない」です。

●患者さんの返事は、ほとんどこれですね。

 ドンドン聞いていると「娘の引っ越しをやった」が出てきました。
 でも、それほどの重労働では無かった…

 治療はシビレがある経絡のH1H6井穴刺絡と首の圧痛に円皮針、肩こり首コリに百会と百会の右2センチの膀胱経上の刺絡で、だんだんシビレがおさまってきました。
 やっぱり何かやっている???

 患者さん「あ!」
 筋トレをやろうと、両手で抱えるくらいのクーラーボックス(重たくして)を抱える筋トレをやったとか、「それかな?」です。
 どうも、間違った姿勢で筋トレをやったようです。
 60歳、筋トレは良いのですが、前側よりも後ろ側、背筋、臀筋、ハムを鍛えて、体幹のトレーニングも忘れないように、さらに、柔軟性が落ちているので運動後はストレッチをしましょう。
1型糖尿病 みやを - 2024年07月04日(木) 15時06分43秒 No.1787
稲舛先生、ご返信有難うございます。

普段の生活、食事と運動に加えていぬりんですね。
カフェのオーナーさんも1型糖尿病の患者さんですので、一度話を聞きに行ってみようかと考えています。

有難うございました。
Ⅰ型糖尿病 ぎんなん治療院 - 2024年07月04日(木) 09時19分33秒 No.1786
みやをさん、おはようございます。

 そうですね、糖尿病の場合、Ⅰ型も2型も
 腎臓左右F3、肝臓右F2F6、膵臓左F6F1に加えて他の症状に対する井穴刺絡が基本です。

 いずれにせよ、普段の生活を考えることが重要ですね。

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