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講習会の傾向と対策 ぎんなん治療院 - 2025年04月21日(月) 09時52分08秒 No.2423
桜前線も北海道まで上がりました。

 沖縄から始まった今年の講習会、現在、関西まで上がっています。
 地域的や井穴刺絡の認知度に関して各地の傾向があるので考えてみました。

●認知度を上げる講習会…まだまだ認知度が低い井穴刺絡なのでその地域の認知度を上げる取り組みをしなければならないのが手始めの活動です。
 沖縄や北海道では、治療を知っていただくためにワンコイン500円で講習会を開催することもやりました。
 誰も知らない、鍼灸師の先生も、患者さん・一般の方も知らないでは普及も何もあったものじゃないです。
 東京や大阪のようにたくさんの鍼灸師の先生、患者さんもやっていればスケールメリットが生まれます。
 6月に北海道で一日講習会を行いますが、その後、道東に行って普及活動ができればと考えています。
 誰でもいいから一人でも井穴刺絡のことを知っている人を増やす!
 7月初旬の釧路、誰か手を上げていただける先生がいたら開催します、いなければ…また、次回にチャレンジです。

●治療を見ていただく一般参加の講習会
 認知度が少し上がれば、次の段階として一般の方(この中から治療のモデル希望者も)も含んだ講習会を開催します。
 私がモデルを使って治療する、毎回受付で当日申し込まれた方を初診で治療します。
 ぶっつけ本番ですので、どうやって井穴刺絡を治療に取り入れるのかを見ていただけると思います。
 その場に患者さんも同席してOKなのは、お客さん(患者さん)を作って地域の先生方と結び付けられればとの思いです。

●各地での治療実技の講習会
 鍼灸師の先生方に集まっていただいて、井穴刺絡の初級から理論と実技をやって、参加された先生方をモデルにして治療の実技を行います。
 最近では、新潟や沖縄の先生方が熱心に勉強会を開催されています。
 新潟では、田村先生が以前からやられていましたが、近年、いろんな先生方に普及して講習会の形ができています。
 沖縄は、皆さんご存知の通りに活発にやられています。

●治療総論、一日4人限定の“一日実技講習会”
 今年からやっているのが4人の鍼灸師の先生方と膝づめで7時間の講習会をやっています。
 治療の総論の初級から実技までをやっていますが、合計5人ですので、質疑応答がメインになることもありますが、それが良いと感じています。
 そんなに講師に質問して、実際に治療を見てと言うのはなかなか無いかもしれません。
 患者さんのモデルも来ていただいてみんなで考えながら治療することもやっています。

●福岡で開催の“井穴刺絡実技強化実習”二日間
 この講習会がもっとも充実している、会場がぎんなんホール(ぎんなん治療院)ですので、時間制限なし、どんなことでもできます。
 次回は、圧痛点の探し方、治療法も行う予定です。
 二日間で開催ですが、三日目もご希望の方は残っていただき治療を見学していただくこともできます。

 さて、やっと暖かくなってきました、普及活動頑張ります。
帯状疱疹後神経痛 指圧 ぎんなん治療院 - 2025年04月20日(日) 19時24分48秒 No.2422
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帯状疱疹後神経痛 胆経上 ぎんなん治療院 - 2025年04月20日(日) 15時52分39秒 No.2421
帯状疱疹後神経痛 胆経上の神経痛 投稿者: ぎんなん治療院 投稿日: 2025年04月20日(日) 15時49分41秒
前回は膀胱経上に出た腰の帯状疱疹後神経痛をメインに治療、すると左胆経上の痛みを強く感じるとのこと、今回は胆経上の痛みを治療することにしました。

 左F5井穴刺絡200回をすると少し痛みが軽くなっています。
 シーソー法で反対側の同位置に5番針で20回即刺即抜しましたが、それ以上の変化はありません。
 指の腹側に圧痛点があり、押さえるとやや痛みが軽くなるので指の腹から刺絡をしましたが、それほどの鎮痛はありません。

 しかし、私が押さえていると痛みを感じられなくなっています。
 しばらくすると痛みが再燃しますが、私が強く押さえると鎮痛です。
 何度かやっているうちに、痛みがとても小さくなり、押さえるとまったく痛みを感じなくなっています。

 誰かに強く押さえてもらうのが、今のところ、最も鎮痛するようです。
養生会 膝の治療 ぎんなん治療院 - 2025年04月19日(土) 15時33分52秒 <URL> No.2419
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養生会 ライブ ぎんなん治療院 - 2025年04月19日(土) 13時04分53秒 <URL> No.2418
養生会ライブ
帯状疱疹後神経痛 ぎんなん治療院 - 2025年04月18日(金) 16時08分07秒 No.2417
3週間前に帯状疱疹を発症、時々来院される患者さんなんですが、この2週間は来られなかった。

 臀部から腰に掛けて左臀部腰に帯状疱疹が出ていて、いったんおさまって昨日から痛みが始まっています。
 今のところ激痛ではありませんが、少し心配です。
 治療は、神経痛の治療で左F4F5井穴刺絡を合計300回やりました。

 治療後は痛みが半減したようですが、まだ、痛みがあります。
 右腰の同位置に即刺即抜のシーソー法を15回…まだ痛みは残りますが、「さっきよりも良い」
 明日電話をいただくことにしました。

 何で来院されなかったのかたずねると「皮膚科だろうと、2週間病院に行ってた」
 神経痛が出ないように祈るばかりです。
左肩の痛み 肩の痛み リウマチと診断された ぎんなん治療院 - 2025年04月17日(木) 15時20分37秒 No.2416
昨年10月に農作業後から両肩が激痛、1月に治療に来られてそれ以来3か月ぶりです。

 右肩の痛みは解消していますが、左肩はどの方向にも動かすと痛みが出ます。
 ベッドに手をつくのも痛みが出ます。
 前方拳上では水平位で痛みが出ます。
★左腕を右手で支えると上がるので、痛みで上げることができない状態です。

 指先から手首まで圧痛点を探すと、圧痛点があるのは「合谷」だけです。
 左手の合谷の圧痛点に円皮針(パイオネックス0.6)を貼りましたが、鎮痛しません、2ミリ横の圧痛点に円皮針を貼りかえると痛みが軽減して、水平位よりも20度ほど上がるようになりました。

 痛みで上がらないので鎮痛の治療→右の合谷に5番針で10回即刺即抜のシーソー法を行うと90%改善して、右腕の上りとほぼ変わりが無くなりました。
 大腸経が原因と考え左H6井穴刺絡をしました。

 同時に、後方の拳上も改善、肩の水平屈曲伸展のみとなりました。
 左手のH1H2H3H4H5井穴刺絡を確認しながらやると肩の水平屈曲(左手を右肩に乗せる動き)で、肘に違和感を感じるようになったので、左大腸経「曲池」あたりの圧痛点を取って円皮針を貼り、右曲池=左と同位置に5番針でシーソー法を行うと肩の痛み90%解消、ただ、半年の痛みがあって動かしてなかったので、可動域はあと10%くらい右よりは悪い状態です。

 患者さんは1月から地元の病院や治療院などいろいろ回ったそうですが、最後に診断されたのが、血液検査を見て「リウマチかもしれない」と、一カ月薬を飲み始めたところです。
 症状の改善は全くありませんでした。
花粉症→帯状疱疹の時期に ぎんなん治療院 - 2025年04月16日(水) 13時38分11秒 No.2415
帯状疱疹にも季節があるように思っています。

 花粉症の季節が終わる頃から増えてくるのが帯状疱疹、福岡でも3週間くらい前から始まっていました。
 おそらく全国的にも増えているのではないかと思います。
 副交感神経の興奮、疲労、加齢などが原因と考えられ、それに免疫のバランスの崩れもあると考えられます。
 さらに、この数年前からの免疫系の注射による帯状疱疹の発症も増えました…これが通常の治療H5F5井穴刺絡で改善するのか?も心配です。

 関西の先生からのご相談、お母様の帯状疱疹の治療です。
 H5F5井穴刺絡を先週からやってますが、1日、2日では治らず、昨日になって痛みが消えたとのことです。
 やはり、高齢になると時間がかかる、注射の心配もあったのですが、献身的な治療によっておさまっています。

 しかし、油断大敵、帯状疱疹がおさまってから1か月の間、帯状疱疹後神経痛が出ないように、無理をさせない、暴飲暴食、寝不足、過労など、高齢者では旅行はひかえてもらった方が良さそうですね。
ホルモン剤と自律神経の反応→過敏症 ぎんなん治療院 - 2025年04月16日(水) 11時02分27秒 No.2414
過去に数人、ホルモン剤を飲んだ後から自律神経過敏症となった患者さんがいました。

 最初の患者さんは20年くらい前、どこに行っても治らない、どころか治療の反応が激しく出る60才代の女性です。
 鍼を刺しただけで血圧が急降下したり、足を温めただけで夜中に汗が止まらなくなったり、血圧も乱高下しました。
 患者さんも「更年期障害でホルモン治療した後から」とわかっていたので、それなりに弱刺激の治療をしたのですが無理でした。

 前立腺癌の場合もホルモン療法をやることがあり、60才代の男性が2倍の薬(2カ所の病院から同じ薬を飲んだ)を飲んだ後から自律神経の過敏状態が始まり、寒いと言ったらガタガタ震え、暑いと言えば汗が滝のように流れています。

 薬の量が多過ぎた場合もありますが、その薬に感受性が高く反応した場合もあるようです。
 なので病院や薬局でもそのような注意はされていないようです。
 今朝の電話での鍼灸師の先生のご相談も、そのような内容で過敏に反応する「体が熱くて血圧も上がって」と患者さんから言われたと。。。

 何かホルモン療法をやっていないかたずねると、数年前に前立腺癌の治療をされて、その後からやっていると…難しい、薬でやっているものは普通の自律神経過敏症とは違うと思います。
 まず、患者さんと今の過敏状態がホルモン療法の関係ではないかと考えてもらう、治療の刺激は極力弱刺激、必要なところに最小限の治療にすることになります。
 もちろん、鍼灸師に薬に関する指示はできませんので、病院で相談してもらうことになると思います。
ぎんなん治療院 連絡は ぎんなん治療院 - 2025年04月16日(水) 09時47分50秒 No.2413
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